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これからの時代の生き方・働き方

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教員を退職して、地方移住して、我が子の不登校に向き合って、起業して、教育の活動をして、実際にこれまでの生き方・働き方をアップデートする行動をしながら見えてきたものを書いています。
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2023年10月の記事一覧

いつまでも「自分らしく」が叶わないわけだ。

「自分の軸からズレて、相手に合わせる」 その感覚をわかったというか、 その瞬間が自覚できて、 おぉ~これかぁ。 ここで私はブレやすいのね。 と、 自分の心のクセに気づき、 自分をまた深く知る出来事がありました。 あまりに長いこと他人軸で生きてきたために、 自分の心の動きにとても鈍感でした。 だけど、その 「他人軸で生きてきた」ことをやっと自覚して、 「自分軸で生きたい」「自分らしく生きたい」と思って、 自分のことを自分を知る努力を始めて その自分を表に出しながら

「本音」は入り口に過ぎない。

「本音で生きる」 この言葉を聞いて、いいな、とは思いつつも、 ちょっと重く感じるのは私だけだろうか。 本音 言えてない、出せてないけど、 自分の中にある本当の気持ち、本当の声。 夫婦間で言えてないこととか 子育てがんばってるけど本当はこう思ってるとか 上司や職場環境に対して思ってることとか 生きていれば必ずある。 蓋をしている、内なる声。 言えない相手、言えない状況、環境、 にあるということ。 我慢するのは、本当によくない。 我慢しないで本音を出していこうよ。

自分をとるか?子どもの育ちをとるか?

今月はコーチングを学ぶ月間にしています。 コーチングの原則として、 「答えは相手の中にある」 なので、 相手を誘導したりコントロールしようとしたりしない。 その人自身が本来もっている力で、前に進んでいくのをお手伝いする。 「教育」とまったく同じなのです。 自分の足で歩いて行けるようになることが、ゴール。 「子育て」も同じですね。 手とり足取り教わらないとできなかったり、 そもそも何がやりたいのかがわからなかったり、 あまり関わり過ぎると自立を削いでしまい兼ね

ママの本音も、ママも本気も、埋もれやすい。

結婚して子どもが生まれると、 女性はどうしても家庭への比重が大きくなる。 食事や衣類や住居環境も気になり出して、 育児に加え、家事も忙しくなります。 さらには、 これまで以上に地域のことや教育のこと、 人々が何を考え、何を求め選んでいるのか、 そして今自分が何をしたらいいのか、って 心も体も健やかに育てたいと思うからこそ、 一気に情報を集めて、パンパンになります。 ここでパパとすれ違いが始まったりもしますね…。 実は、その年齢って、 仕事でも中堅~ベテラン手前になり

母になると、みんな生まれ変わる。

私は、教員を退職する前後あたりから、 社会活動に関わる機会が多くなった。 環境問題に取り組む団体さんが最初。 そこに属していた友人に声をかけてもらい、 事務のお仕事を少しだけさせてもらった。 その中の、環境と食の繋がりを伝えるグループに入り、 イベントを立ち上げたり開催したりしていた。 それらは東京を拠点に活動していたのだけど、 群馬に移住してからも 環境と食のつながりで出会いがたくさんあり、 自宅でワークショップを開くに至った。 そこから、 ずっと抱えていた母とし

自分を、子どもを、枠の中に収めてはいないか?

昨日、コーチングの講座を受けた。 とてもとてもよかった。 特に印象的だったのが、 「ノミのジャンプの話」。 ジャンプ力のあるノミを箱の中に入れて蓋をすると、 蓋の高さまでしか跳べなくなってしまう。 再び蓋を開けても、本当は跳べるはずなのに、 蓋までの高さしか跳べないまま。 私もこれまで何度も聞いたことがあったのだけど、 私がやりたいのはまさにその部分だ、と改めて強く思った。 本当はジャンプ力があるのに、 蓋にぶつかった痛みを覚えてしまい、 もう痛い目をみたく