そうじゃない生き方も信じてみる
27歳になった。周りの友達も、転職したり結婚したり海外に行ったり、人生の転換期を迎えている人もかなり多くなってきた。
周りと比較すると、やっぱり焦ってしまうこともある。刺激がある人生に憧れにはずっと憧れを持ってきた。2018年は、そんな生き方に持っていた憧れを、少し捨てられた一年でもあった気がする。
会社の新規事業に携わった&マネージャーの立場になった
新卒から入った会社も4月で4年目になったので、やり切って新しいことに挑戦したいという時期だった。自分の立ち位置の見直しのために転職エージェントや面接に行って話を聞いたりした。結果として、転職でなく新規事業の部署に異動して、マーケティング職から経営企画職に職種も移った。
4月からの仕事は、ビジネスモデル全体を見ながら集客施策全体を見る仕事で、9割方今までと違う仕事だった。今までの仕事で培ったものが活きたという喜びと同時に、自分の至らなさも痛感した。とくに10月以降は集客部分のマネージャーとしての仕事で、やることや周りとの関係が大きく変わった。グイっと成長する機会になった。
デンマークのツアーに行った&イベントをやった
社外でやっている事業を一緒にやっている仲間の方からの誘いで、8月末に自分探しのプログラムとしてデンマークのフォルケホイスコーレに行った。詳細は前に書いたのでこちらに。また振り返りもnoteに書く。めちゃくちゃ濃密だった。非日常な環境、自然の中で過ごす時間。何もしない時間をこれだけ愛しく思ったのはいつぶりだろう。
デンマークに関するイベントも、友人のまさと実施した。700人近い方に興味ありにしていただいて、早々に参加締切になった。皆さんの幸せに関する関心の高さを知るとともに、経験を多くの人に還元していきたいという気持ちになった。
読書会「ホンカツ!」は引き続き。でも意味合いが変わった
毎月やっていて約2年が経つ。1回10人とすれば述べ240人以上に、本を通して対話の場を作ってきたと思うとよくやってきたなぁと。同じことをやっていても、自分にとっての意味合いは大きく変わった気がした。
毎回毎回、場を作りながら気づきがある。一人ひとりが本を通して立体的に見える。一人ひとりの新しい側面を引き出せた時は、本当に嬉しいなと感じる。2019年はどんな場になるのだろう。
「やりたいことをどう実現するか」に悩んだ
ずっとライフワークとして進めているキャリアに関する事業を形にしたいという思いであがいた年だった。何度話しても進まない。やってもいないのに進まないのが一番つらかった。
仕事も変化が大きく精神的な余裕がなかったので、この事業も潰すべきか悩んだが、「やりたくなければやらなくていい」ということに気づけて気持ちが楽になった。同時に、「自分がやらないと誰もやらない」という気付きが自分を前に進ませた。
腹を割って話せたら、少し前進して納得行く形が見えた。2019年はやっと挑戦ができそうな気がしている。
今やりたいことに飛びつく
今までの自分の方が、なにかにつけて「学び」を求めていた。
春には山伏修行に行き、夏にはデンマークに行き、感覚的にやりたいことをやっていた。一方で、ただ知識をつけるようなセミナーは意識的に断っていたような気がする。
昼から夜まで飲み屋で飲み明かす飲み会部も引き続きやっていたり、人のつながりも本当に豊かになった。
まとめると、幸せの価値観を変えた一年だった
今ある仕事や、やっていることを捉え直すという一年になった。
今までの自分の原動力は、怒りやプレッシャーがある環境、刺激の多い仕事。それがない環境は、とてつもなく不安だった。あるべき自分に、今の自分が追いついていない怖さが常につきまとっていた。
今もそんな感覚はある。それでも、「そうじゃない生き方がある」ことをしれたのは今年の収穫だったかもしれない。足元の日常の意味を考えることができた。
何もない日常を生き抜く強さをこれからは武器にする。
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