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一難去ってまた一難な話【#15】

どうも、桐山和久です。

だんだん暑さも和らいで過ごしやすくなってきましたね。

お仕事的にはたくさん歌う機会があって、プライベートも適度に充実した夏だったかなぁと。
同時に、色んな意味で苦しい夏でした…。
色んな意味でというか、主に肉体的に。


第一の災難。
遡ること2ヶ月前、6月下旬。
朝目が覚めると、全身蕁麻疹、そして唇が2倍に腫れ上がっておりました。
しかもこの日は、7月公演の『朗読劇かんづめ なな缶目』のブロマイド撮影が夕方にありました。

はい、絶望です✨

完全にアレルギー症状です。
急いで地元の皮膚科に駆け込みました。
こればかりは速効性のある対処法はないので、唇の腫れも時間の経過を待つしかないとのこと。
再び絶望。

撮影順を最後にズラしていただき、夕方までにどこまで腫れが引くか、祈るばかりでした…。
結果としては、8割程度の引き具合。
多少のぷっくり感は残るものの、メイクでどうにか誤魔化すことが出来ました。


第二の災難。
7月中旬のこと。
結論から言いましょう。

声が全く出なくなりました!
絶望です✨

扁桃炎を起こしてしまったんですね、そこそこ重めの。
というか、症状が出始めた頃に無理をしてしまったせいで重くなったのは間違いないんですが…。
声が全く出ないどころか、一時は音さえも出せなくなってしまいました。
自分の世界だけがミュートになったよう。

声が楽器であり商売道具である身としては、正直死んだも同然というか。
本当に憔悴しきっていました。
実はお仕事も1週間お休みをいただき、とにかく静養しておりました。
リスケジュールをしていただいた各先方様方、その節はご心配おかけしました。(ブログで謝罪すな)


第三の災難。
7月下旬、親知らずを抜きました。

災難か?というとそんな大した話でもないんですけど。
ただ、抜歯することになるまでの展開が猛スピードでして。

気になったから診てもらおうと、とりあえず歯医者に行ったんですね。
すると先生が「こりゃ抜かなきゃダメだ。スケジュールいつなら大丈夫?」といきなり確定案件。
腫れることも考えて、1週間ほど撮影や人前に出るお仕事がない時期を探す訳ですよ。

抜くなら今日しかなかった✨

8月上旬は撮影やらライブやら、顔腫らしてる場合じゃないスケジュールが詰まっておりまして。
もう抜くならその日しかなかったんですね。
「今日抜くなら1週間腫れてても問題はないんですけど、それ以降だと厳しいです」と伝えると、じゃあ今から抜くぞと即決。
数秒後には麻酔を打たれているという急展開。笑
幸いにもほとんど腫れなかったんですが、しばらく口を開閉するだけで痛かったし、食事もままならない状況でツラかったなぁ…。


第四の災難。
これは直近ですね。
先日、母が新型コロナ陽性になってしまいました。
僕はこの時点で家族とは2週間近く顔を合わせておらず、濃厚接触者にはならなかったのですが、ここまではTwitterでも話した通りです。
ここからが問題。

僕以外の家族全員、陽性でした✨

もうお気付きだと思うんですが、キラキラの絵文字付けて少しでも笑い話っぽく語らないとやってられないです。
濃厚接触者と思われていた母以外の家族も、全員陽性だったんですね。
これが判明した時点で僕はお仕事のために外出していたので、家族からのLINEが鳴るたびに「俺、今日家帰っちゃマズくない?」とそわそわ。
結局のところ、その日は一時帰宅して荷物をまとめて出直し、ネカフェに泊まることに。

翌日からの2日間、お仕事の予定もなく、プライベートの用事もなく、完全にオフだったので、予てからやってみたかった自転車の旅に出ました。
家族がホテル療養に移るまでの間はどちらにせよ家に帰れなかったので、どうせ帰れないなら、帰らずに何かをしようという訳です。

これは災難を上手くポジティブに落とし込めたケースというか、偶然オフと重なって良かったよ本当に…。


ということでこの夏はなかなか波乱万丈というか、体がボロボロになっていた桐山。
声が出なくなった時は本当にどうしようかと思ったけど、無事に完全復活!
残る秋冬は、平和に過ごしたいものです…。




《Today's music》
念には念 (念入りVer.) / こぶしファクトリー

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