佐々部一宏|

米国シアトル発のモダンテックコンサルファームで働いてます。海外の記事を抜粋・翻訳して発…

佐々部一宏|

米国シアトル発のモダンテックコンサルファームで働いてます。海外の記事を抜粋・翻訳して発信。興味分野は、ビジネス、国際政治、テクノロジー、地方ビジネス、文化、歴史、自然など。 メインの情報源はイギリスのThe Enonomist。

最近の記事

ついにAIドクターが私たちを診察することになるだろう

今回の記事について 今回はThe Economist誌の2024年3月30日の記事を紹介します。 AIテクロジーが医療効果を高める潜在力があるのは自明だが、既存の公共ヘルスケアの仕組みが、最新テクノロジーの導入を阻害する要因となっていることについて、論じる記事です。 AIは、医療コストを削減させ、治療の効率性を高め、早い創薬や治療効果を高め、人手不足への解決策になるのだが、既存の仕組みに対して統合が進まず、期待されているような効果をあげられずに、コストだけが上がってしまっ

    • マッキンゼーや大手コンサル企業の黄金時代の終わりは近い

      なぜ、海外の記事を読むのか? 英国The Economistから、筆者自身がピックアップし翻訳した記事を、紹介しています。 今回は、筆者自身も身を置くコンサルティング業界に関する記事です。 日本のメディアではゴシップ的な内容が多い中、エコノミストの記事は、論点の視点が広く、取材先もトップにまで至り、読む価値があるものと考えます。 記事内では、世界の金融政策や世界情勢や地政学パワーの推移、テクノロジー革新などの要因等、そうした変化をクライアント企業に誘導するコンサルティン

      • 事業を売却しました

        2024年が始まり、早速ですが大きなご報告です。 事業譲渡しました2023年12月31日をもって、今の僕の仕事・役割・責任は一区切りとなります。 具体的には、2021年に立ち上げた Bean to Barチョコレート事業と、それに付随する2つのブランド「ショコラミーツ」「CACAOLOGY」を、売却・譲渡することになりました! 譲渡先は「株式会社ありあけ」です。僕の地元横浜で最も有名な銘菓「横濱ありあけハーバー」を製造・販売している名門企業。僕と同じ横浜に対する思いを

        • 【挑戦という生き方:3】 自分のラベル

          ラベル。洋服や商品に付いているラベル。 人々は、このラベルでその商品をその商品として認識する。 「この洋服は、カシミヤ100%で、イタリア産の高級素材だ」 「この惣菜は、化学添加物が入ってない、体に良い商品だ」 大半の人が、ラベルに書いてあることを信じて商品を選んで買うし、実際に間違っているかどうかなんて、僕たち素人には分からない。 10年くらい前だっただろうか。食品の偽造表示が問題となった。 ラベルには「〇〇というお菓子」と書かれてはいたが中身は偽物。 その時は、ラベ

        ついにAIドクターが私たちを診察することになるだろう

          【挑戦という生き方:2】 自己紹介とシアトルでの経験からクラフトチョコレートへの挑戦

          前回まで、初投稿ということで記事を書くことに夢中になりすぎて、肝心の自己紹介を本気で忘れてしまった。なので今回では改めて、自己紹介も兼ねて僕の生い立ちから、クラフトチョコレートに興味を持った原体験を中心に書いていきたい。 ■お菓子もチョコレートも無縁な単なるビジネスマン改めて、僕のnoteを読んでくれてありがとうございます。佐々部一宏と申します(写真が僕です)。僕は神奈川県横浜市出身。1991年1月30日生まれ。A B型。趣味はトレイルランニングと登山(趣味ついてもいずれ触

          【挑戦という生き方:2】 自己紹介とシアトルでの経験からクラフトチョコレートへの挑戦

          【挑戦という生き方】 3代目家業を継ぐ道を絶ち、チョコレートブランドの作り、育てる。元アクセンチュア29歳の経験・人脈ゼロからの挑戦。

          初投稿になるこの記事。「つかみが大事」とプレゼンではよく言われるので、何かつかみのあるカッコいいこと書かねばと思ったものの、そもそも、妄想空想でかっこいいことなんか書くスキルが僕にはない。 だったら素直に、僕が挑戦することに決めた「クラフト・チョコレート」という分野について、僕の考えを、想いを、僕の少ない人生経験に基づいて書いていきたい。 「なぜクラフトチョコレート事業を立ち上げようと思ったのか」 「世界的なブランドを目指そうと思ったのか」 具体的には、上のこの2つにつ

          【挑戦という生き方】 3代目家業を継ぐ道を絶ち、チョコレートブランドの作り、育てる。元アクセンチュア29歳の経験・人脈ゼロからの挑戦。