【アリゾナ解剖学実習日記2017/Day1】
今からさかのぼること5年前(?!)、2017年にアメリカ・アリゾナ州フェニックスにて解剖学実習に参加させていただきました。
われわれボディーワーカーは日本では、医療職でないため解剖実習に参加することができません。そこでアリゾナのラボにて、運動療法や手技療法等に関わるセラピストを対象に天才解剖学者トッド先生の指導の元5日間かけて冷凍のご検体の解剖し学ばせていただけるコースに参加し、言葉にならない貴重な学びをさせていただきました。(主催はkinetikos様)
この時期になるとFBが思い起こさせてくれるその経験が、5年経った今も私の中に深く根付いているのを感じます。
自分自身の記憶のためにも、あらためてnoteにて当時の投稿をシェアさせていただきます。
まずはアリゾナに到着し、実習第一日目の日記から。
【実習1日目 /2017年1月17日】
このコースでは、手技療法家はじめ、パーソナルトレーナーや声楽家など、臨床家が50人ほど参加し、8人の方のご検体を5日かけて表層から深部に向かって解剖していきます。
初日は、それぞれが5日で学びたいメインテーマをシェアしながら(わたしは最深部である脊柱、頭蓋、硬膜の中、脳神経、が興味の中心でした。それらは最終日‥)、共通のテーマを持つ人達でグループ分けをし、8人の方のご検体を見ながらどのご献体を選ぶかを決めます。
初日は解剖の基本的な技術を学び、6-8人程度のグループで一日中、全員がメスを持って手順書に従って解剖を進めていきます。立ちっぱなしでかなり体力的にもハードな5日でした。
初日はまず表皮からスタートしました。
続きます。
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オガサワラカズハ研究生活応援マガジン
ボディーワーカーをしつつ、尽きることのない人の「心と身体」への興味に突き動かされ、東北大学医学部大学院で「拡張した心」をテーマとする研究生…
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