明日やろうは、馬鹿やろう

 皆さんは、人生が上手くいかなかったり、自分のしていることが上手くいかなかったり(仕事や友達関係や恋人関係)、自分の身によくないことが起きた時など、どのように気持ちや考え方を切り替えているだろうか。今回は、前回とは少し違う感じのことを書いていこうと思う。

 僕は、よく神社やお寺に参拝しに行く。それこそ、高校生の頃から。 

 なぜ、神社やお寺に足を運ぶのか?

 僕は、神社やお寺の独特の澄んだ空気が好きだし、気持ちを落ち着かせることで切り替えている。今までに、色々な所に行ってきた。実は、昨日行ってきた。足を引きずりながら、華厳寺(鈴虫寺)にだ。これが今回の本題だ。

 なぜ、鈴虫寺に行ったかと言うと、説法をききに行ったのだ。この鈴虫寺の説法は、有名で面白く、願い事を一つだけ叶えてくれるというのだ。ここでは鈴虫が一年中、鳴いている。

 皆さんに聞きたい。過去は変えられるか?未来は変えられるか?

 説法でのお話の中に、「即今只今」(そっこんただいま)と言う言葉が一番心に残った。意味は、自分の居場所は過去でも未来でもなく、今=現在、「ここ」にしかないということだ。皆さんに聞いた質問の答えは、誰もが知っている、過去は変えられないが未来は変えられる。

 でもそれは、今を頑張るから未来が変わるのであって、今を頑張らなければ未来は変わらない。だから、今出来ることを頑張ろう。

 鈴虫寺で聞いた説法は他にもあるが、今回は一番心に残ったことを書いた。

 皆さんは、最近話題の「100日後に死ぬワニ」を知っているだろうか。これはワニが死ぬまでをカウントダウンしていくのだ。

 人も一緒だ。みんな死に向かってカウントダウンをしていて、人それぞれのカウントダウンがあって、そのカウントダウンの数を知らないだけだ。僕は、前から鈴虫寺に行こうと思っていたが、いつも先送りにしていた。でも、今回、怪我をして、手術したら少しの間出歩けないことを知って今のうちにしたいことをしようと思って焦って行った。

 人間誰しもが、タイムリミットを知ると、今しないといけないことをしっかりする。あと回しにしない。

 もし、100日後に死ぬと分かっていたら、今出来ることを明日にしたり、あと回しにするだろうか。

 僕は、今回、怪我をして時間が限られているからあと回しにしていたことを今している。人間そういう状況になって初めて気づく。今できることを精一杯すれば未来も変わっていく。決してあと回しにしない。

明日やろうは馬鹿やろうだ。




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