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【TOEFL】英検1級持ちが1ヶ月本気で勉強したら

前回記事はこちら↓


はじめに

 2023/11に英検1級を取得し、すこしのお休みを経てTOEFLの勉強を開始しました。TOEFLはIELTSとともに英語圏の大学などへの留学に必須のテストで、4技能チェックされる「強化版英検」みたいなものです。

 今回は、2024/1のテストを受けたので結果と勉強法についてシェアしたいと思います。


スコア

 まずは雰囲気を知るお試し受験だったのですが、予想外にとれてしまいました。意外と採点緩い……?っていう印象です。リスニングの会話問題なんて、速すぎてほとんど聴き取れなかったし、スピーキングもめっちゃ詰まってました。


やったこと

 TOEFLのために仕事をセーブして、だいたい週3で働きながら約1ヶ月準備しました。この間の勉強時間は160時間くらいです。どこにも行かず、年末年始もスーパー以外は家から出ないでひたすら勉強してました。結局気合いですね……。

 

総論

 TOEFLは4技能が各30点、合計で120点満点の試験です。そもそも試験まで時間がなく、かつ英検よりも数段難しいと分かったので、まず80点を目標にしました。また、スピーキングが本当に苦手なので、以下のような分布で点数を獲得することを目指しました。
 
 時間がなかったので、通しで過去問をやるなどはできませんでした。

リーディング:22点
リスニング:22点
スピーキング:15点
ライティング:22点
=81点くらい


英単語

 受験者御用達のTOEFL英単語3800は発刊からかなり時間が経ち、かつCD付きでかさばりそうだったので、以下の本を使いました。使い勝手はあまり良くないですがアプリもあり、スマホで音声が聴けます。Level 1-3まであり、3の途中まで覚えました。

 
 この単語帳を1周し、分からない単語をAnkiというアプリに入れてやり込みました。iOSだと3000円 (AndroidとPC版は無料)するのですが、忘却曲線に合わせて勝手に出題してくれるので、ものすごく効率が上がりました。ぜひ使ってみてください。


リーディング

 この本で対策しました。時間を測って1回解き、知らない単語はAnkiに入れて、その後時間を測らないでもう1回解きます。全ての構文、文法、単語などが完全に分かったら次に行きます。

 

 また、TOEFLでは理系の文章が多いので、Scientific Americanの年間サブスクを購入し、1日1記事を読んでいました。文章も比較的易しいし、普通に面白いです。頻繁にセールしており、うまくいくと年4000円弱で読めます。


リスニング

 Lはこの本でした。「本番より難しい」というレビューが散見されますが、確かに心折れるレベルで難しいです。文が長いし、単語が難しい。「何について話しているのか分からないまま終わる」という恐ろしい状況を多く経験できました。笑 

 僕のこの本の正答率は6割くらいでした。これで23点なので、完全に理解できれば満点も狙えるかもしれません。


 あとは、なるべく地震や飛行機事故などの「大筋が分かっているニュース」をYoutubeで字幕をつけて見ていました。


ライティング

 Integratedは以下の本で対策しました。英検1級対策でライティングは死ぬほど練習したので、問題形式と簡単にテンプレを覚えただけでした。というか、リスニングが苦手すぎて手が回りませんでした。

 新形式のAcademic Discussionは公式サイトで練習しました。30問弱あり、AIが採点してくれます。こちらもYoutubeなどでテンプレを探し、覚えてから臨みました。


スピーキング

 情報収集の結果、「なんか喋れば15点くらいはもらえる」と分かったので、とにかく無言にならないよう気をつけました。Independentは以下のサイトで問題を解きましたが、本番でマジで似たような問題が出てきて笑いました。Integratedは本を使いました。

 時間を測り、スマホの音声入力で文字起こしし、GrammarlyやGoogle翻訳で直したあと、修正後の文を暗記する勢いで何度も言います。

 TOEFLは会場に来た人から試験が始まるので、先にスピーキングに突入した人の音声が聴こえるのですが、僕も含めみーんな同レベルでした。笑 勝手に一体感を感じて、緊張がほぐれました。

 


おわりに

 予想外にライティングがいい点を取れて全体が上がりましたが、1回だけなので再現性があるかは疑問です。やはり100点を超えるためにはリスニングの底上げが欠かせませんね。

 あとは、意外といい点が取れるので、1つダメでも諦めないことです!


【今後も勉強の進捗にあわせて記事を書いていく予定です。ご覧いただけたら嬉しいです!】

つづく


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