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海外にはまだまだチャンスがたくさんある!コロナが収束したら海外に行く準備をしよう!

今はまだコロナが収束しておらず国内移動もままならないですが、これからワクチンが世界中に普及して人類がコロナとの戦いに勝利したら、海外に行ってチャレンジするのは良いと思うよって記事を書いてみます。

まあ、いつも言っていることなんですけどねw

僕は2010年にベトナムに移住して2012年にベトナムのハノイでIT企業を起業しました。その会社が去年2020年にマザーズに上場しました。

その体験を共有して、海外の可能性をもっと多くの人に伝えたいと思っています。

また、多くの日本人が海外でチャレンジすることによって、日本の技術や商品が世界中で使われるようになったら、日本経済にとっても大きなメリットがあります。

国にとっても、企業にとっても、個人にとっても海外でのチャレンジはメリットが多く、もっと国を上げて取り組むべき課題だと思っています。

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なぜ海外にチャンスがたくさんあるかと言うとですね、いくつか理由はありますが以下の3つが大きいのかなと。

・日本の技術やサービスは世界で通用するものが多い
・日本円がまだ国際的に信用されていて強い
・親日の人が多い

まず、日本の技術やサービスは世界トップクラスのものがたくさんあります。技術で言えば、ニッチだけど世界トップシェアのものが日本にはたくさんあります。まだまだ海外にマーケティングをしたり、売り込みが足りていないだけのものも多いので、それらを海外展開するだけで新規顧客が獲得できます。

サービス業でもチャンスはたくさんあると思います。例えば、日本の飲食業などは世界トップレベルです。

人気レストランガイドのミシュランで最も星の数が多いのは日本です。2番目はミシュランの本拠地のフランスです。

ミシュラン2019年版の3つ星、2つ星、1つ星の獲得レストランの都市別合計ランキングは以下の通りです。

1位 東京 230店
2位 パリ 104店
2位 京都 104店
4位 大阪 99店

日本、圧倒的に強いw

つまり、日本の飲食店でバイトしたことがある人は世界でもトップクラスの生産性の高い洗練された職場で仕事を経験したことになります。世界のどこでもその経験は通用するし、武器になると思います。

さらに、日本円の通貨は国際的にとても信用されている強い通貨です。通貨が強ければ海外で投資をしたり何かを買う時にも有利ですよね。

また、日本は過去、多くの国際援助をしてきました。発展途上国や新興国に行くと橋、高速道路、空港、トンネルなどのインフラに資金や技術支援をしてきました。これらの橋や道路や空港には日本の国旗と感謝の言葉が書かれていたりするので、それらを利用する現地の人々から大変感謝されています。

日本のこと好きだよ。とか日本人はすごい。一緒に働いてみたい。という意見をよく聞きます。親日の人が多いということはとてもありがたいことですし、良い人材を集めやすいということです。

日本人は日本国内にいて、国内だけを見ていると少子高齢化、人口減少、国債大量発行で借金漬け、経済では中国に追い抜かれ、日本の携帯電話はガラケーと揶揄されてスマホでは世界シェアを取れなくなったり、ニュースもネガティブなものが多いので、日本の未来に悲観的になっている人が多すぎるように感じます。

しかし、海外に目を向けると、日本国内ではありふれたものでも海外に行けば、まだまだ珍しくて差別化されておりライバルが少ないものがたくさんあるということです。

今は日本人にとって、海外で事業をするにはとても恵まれた環境だと言えます。いきなり起業ではなくても、海外就職をして市場調査をしながら起業準備をするのもいいでしょう。

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こんな話をすると「でも日本語しか話せないし、人脈もないので海外に行くのはちょっと無理」という声が聞こえてきそうです。

日本人は英語ができないという理由で海外就職や、海外起業を諦める人が多いのですが、英語は海外に行けば話せるようになります。

日本にいて英語勉強するよりも海外に出て英語を勉強した方がよっぽど早く学べます。

だって、食事するにも外出するにも買い物するにも日本語が通じないんですから英語を話すしかないですよね。嫌でも英語でこれ何て言うんだっけ、とかこの人なんて言ったんだろうっていうことを考えなければいけない。

でも日本にいたら英語勉強するのにテキスト買ってきたり、 YouTube 見たりわざわざ勉強する時間を作らなければいけないですよね。

英語を勉強するには英語を話さざるをえない環境に自分自身を置くことが一番効果的です。

日系企業なら英語不要の会社もある

具体的にどうやって海外の就職先を見つけるかと言うと、最初は外資系企業より現地の日系企業に狙いを定めて転職活動をしてみるのが良いと思います。

まずは今の会社で海外に行くチャンスがないのかを探してみるのがいいでしょう。現在の会社が海外ポスト募集していなければ、転職を考えてみるのもありだと思います。

英語力の低い人は不人気国を対象に探してみるといいでしょう。ちなみにインドは生活がハードなので、あまり人気がないようです。先進国は人気が高く、東南アジアは最近は結構人気があるようです。

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例えば、日本人経営のレストランで働くとか、コンビニでバイトするとかなんでもいいと思います。まずは海外に住んで仕事をしてみるのが重要です。

日本人以外の人一緒に仕事をして、仲良くなって、日本以外の常識の中で生活してみると良いでしょう。

海外で生活する中で、こんなサービスあったらいいんじゃないかなとかこんなビジネスができるんじゃないかなとか思いついたら、やってみたくなると思います。そしたら起業すればいいんです。

海外では日本に比べて不便なことが多く、イライラしたり、がっかりしたりすることも多いのですが、すべてがビジネスチャンスと考えれば、イライラせずに、どのような新規事業にすればいいのか考えていればいいのです。

情報感度は大切

ただ普段から何か面白いことできないかなとかチャンスはないかなっていうことをアンテナを高く貼っておくことが重要です。

海外の生活も慣れてしまえば日常になってしまいます。せっかくのチャンスも見過ごしてしまうかもしれません。

普段触れる情報も常に新しい情報をインプットしてビジネスチャンスとか、面白いことができないかと考えて、想像力を働かせることです。

そういう習慣にしないと新規事業は思い浮かばないと思います。

考えることが自己投資です。

Youtubeみたり、本を読んだり、人と合って情報交換したりしてインプットすることが大事です。スキルを磨くだけが自己投資ではありません。

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勉強したり、資格を取って自己投資をしましょう。ただ、それだけでは足りないと思います。

何を勉強し、どのようなスキルを身につけ、どのような人生を歩んでいくのがいいのかというのは、自分で決めなければなりません。その時に大事なことは、未来を予想することです。

10年後、20年後世の中がどうなっているかということを考えて、その未来に対して自分の時間を投資するのです。

例えば、日本には将来、観光客が増えてインバウンド需要が増えるだろうと予測したら、外国人向けの情報発信をしてみたり、インバウンドの仕事で役立つスキルは何だろうと考えて、そのスキルを身につけます。

日本企業や日本人がこれからもっと海外に出て行って仕事することが増えるだろうと思ったら、それらの企業や人が必要とするサービスは何かと考えて関連の仕事に転職したりすることが重要です。

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僕は2010年にベトナムに移住したんですが、その時はこれからベトナムがブームになるという未来予測に基づいて移住しました。

当時はちょうど日本と中国の関係がだんだんと悪化していて、尖閣諸島の問題や中国で反日運動が激化していて、中国でビジネスをするのは難しいんじゃないかという空気になっていました。

また中国が経済成長して、人件費や物価が上がり日本企業が進出するのはこれから中国以外になるんじゃないかという空気がありました。

ちょうどチャイナプラスワンという言葉が流行りだしてきて、色々な経済雑誌などにもチャイナプラスワンについて特集をしていました。

チャイナプラスワンとは、海外拠点を中国へ集中させることによるリスクを回避し、中国以外の国にも分散して投資することです。中国における賃金水準の上昇、ストライキの頻発、反日運動などの「チャイナリスク」が顕在化したことで、日本企業は中国一極集中投資から東南アジアなどの国にも進出し始めました。

僕はチャイナプラスワンの対象になりそうな国で事業を始めれば成功できるんじゃないかと考えていました。

東南アジアのどこかの国だろうということは予想がついてました。距離が比較的近く、親日国家で時差が少ないということが東南アジアの強みです。

その中でベトナムが良さそうだと思ったので、ベトナムに移住しました。

このように未来を予想して自分の時間(人生)をその国に移住するという形で投資をするということは非常に有効な自己投資です。

しかし、せっかく移住までして自分の人生を賭けるのであれば、できるだけ正確に未来を予測したいと思うはずです。

未来を予測する方法は、普段からアンテナ感度を高くして多様な情報に触れまくるという事しかありません。ニュースを見たり、 本を読んだり、人と話をした内容をきっかけに、さらにYoutubeやネットで検索して情報を調べていきます。

次はこういう時代になるかもしれないとか、世の中はこう変わるかもしれないとか、そういうことを常に考えることが重要です。

最近は YouTube と Wikipedia からも十分な情報が得られると思います。

アメリカの自動運転車関連ベンチャーの「ルミナー」の創業者でCEOのオースティン・ラッセルは25歳でナスダック市場への上場して2500億円の資産がある成功者です。

彼は高校も大学も卒業していません。また、世の中の情報はWikipediaとYoutubeから得ているそうです。そんな天才ですら、YoutubeとWikipediaで十分だと言っているのだから、もうそれで十分なんだと思います。

さらに、未来を予測している中で「あ、これは自分の人生を賭けたい」と思えるような事業アイデアに出会えたらそれに人生を賭ければいいです。

興味のある新しいテクノロジーなどを見つけたら、それに関連する仕事についたり、その分野に詳しい人に話を聞きに行ったりすることが重要だと思います。

コロナ後に多くの人が海外でチャレンジできる日が来るのが楽しみです。

まとめ

・海外にはまだチャンスがたくさんある

・日本の個人、企業、国家のためにも海外でチャレンジする日本人が増えなければならない

・海外の日系企業では英語を求められない職種もある

・英語に自信がなければ不人気な国にまずは就職するのも選択肢のひとつ

・未来を予測するために情報感度のアンテナを高くしておくことが重要

・情報収集や勉強は YouTubeとWikipediaで十分


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