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公共の場で喫煙してる輩を撲滅するには

年齢を重ねるごとにタバコの匂いに敏感になっている。

数メートル離れていても、タバコを吸っている輩がいると、気づく。
喫煙所から帰りたてホヤホヤの奴が近くに来ると、気づく。
エレベーターに彼奴が乗ってたら、降りて消え去った後に俺が乗ったとしても、気づく。

非喫煙者からするとタバコの匂いはなかなか耐え難い。
それが赤の他人の放散するものとなるといよいよ忌まわしい。

そんな強烈なる悪臭を放つタバコを、事もあろうにスモーキングエリア外でアホ面を引っ下げてスパスパ吸っては吐いてを繰り返している不届き千万な無法者を撲滅すべく、いくつか有効な手立てを考察してみた。

1. シンプルに排除して良しとする法律を制定

スモーキングエリア外で喫煙している人物を、その場で処刑して良しとする法案だ。

駐禁の取り締まりに努める緑のおっさんのような人材が街を巡回し、エリア外での喫煙を発見次第、エクスキューションをお見舞いするというアイディアだ。

ここでは、駐禁のように、違反者が緑のおっさんに対しグダグダとごねるということは無い。なぜなら、お前はもう死んでいるからだ。
せいぜい言えても「ひでぶっ」とか「ぱぴぷぺぽ」くらいだろう。

また、白バイによるネズミ取り的な手段も有効だろう。

緑のおっさんが物陰に潜み、喫煙前に注意すれば良いのにそこをあえて喫煙させたところ、現場を押さえるという卑劣な戦法だ。

不覚にも罠にかかった側はすこぶるイライラするが、その感情はすでに冥土への土産となっていることだろう。

2. タバコにチップを埋め込み、エリア外で吸うと爆発する

要は、バトルロワイヤルの首輪的なシステムだ。

指定エリア内(喫煙所)であればタバコは緑のランプが点灯しており、吸ってもセーフ。

ただし、エリア外で、タバコの赤いランプが点灯している時に喫煙してしまうとランプが点滅し「ピッ、ピッ、ピピピピピ」とか鳴って、爆発する。

口先から頭部にかけてはもちろんこっぱみじんになり、周囲の人からは「きたねえ花火だ」と揶揄されてしまうかもしれない。

このシステムの導入後では、「タバコの火ィ 欲しかったトコだ」というサンジのカッコいいセリフも最後まで言い切る前にきたねえ花火になってしまう。

3. 超高性能サーモグラフィー機能付き衛生で監視、エリア外喫煙を発見次第レーザービームでチェックメイト

第三の案は、宇宙から制裁を加えるというものだ。

人工衛星「ツキノウサギ」が月にかわっておしおきを加える。
宇宙に漂う「ムーンプリズムパワー」という特殊なエネルギーを凝縮したレーザービームを下手人に向け発射。

この光線を浴びた迷惑喫煙者は、突然カラダがキラキラし、そのまま全裸になったのちセーラー服姿となり、即死。

もちろんこれがおっさんだとしても、無慈悲にもセーラー服姿となる。しかもスカートは通常よりだいぶ短めの仕様だ。

万が一彼が普段からノーパン派だとしたら、この瞬間、股間のムーンスティックは世間の目に確実に触れてしまう。

喫煙はルールを守ろう

以上、3つの案を提案した。

このうちのどれかが採用され、スモーキングエリア外での喫煙は徹底的に撲滅されたし。

喫煙したい人は、どうか決められたスペースで好きなだけ吸ってくれ。
そしてできれば喫煙所の設置場所も考慮して欲しい。
子どもの多い公園の近くや、狭い路地や歩道の店先は非喫煙者にとってはだいぶ迷惑。

一日も早く、スモークフリーのクリーンな街の実現を。

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