カッコいい辞典「ま」

「マナー」でしょう。

マナーを守ること。

これはかなりカッコいいことである。

マナーを守ることはみんなが気持ちよくなることなのに、やってる人が少ない。

ここに目をつけるのはかなりいい線いってるはずだ。

よしそうだとして、まずは何のマナーから守ればよいかわからん。

そんな声が聞こえてきたとき、

僕が一番大事だと思う守るべきマナーは、歩きスマホの防止だ。

これはほとんどの人が一度は破ったことのあるマナーだと思う。

だからこそ徹底的に戒めるのだ。

何を隠そう僕は歩きスマホが一番嫌いなのだ。

これに関しては一家言ある。

歩きスマホを根本から改善するとても良い解決策だ。

それは、

歩きスマホをしている人を台車に乗せるのだ。

言わずもがな台車とは運送屋さんや業者さんが荷物を運ぶときに使う手押し車のことだ。

この方法の素晴らしいところは、

歩きスマホしてる人は歩かずにスマホを見ていられるし、

台車を押す人が通行人を避けてくれて目的地まで運んでくれるところだ。

歩きスマホの人も、それの迷惑をこうむっていた人も助けられるまさにウィンウィンな解決策なのだ。

だがここで一つの疑問が皆様の頭の中に出ていることであろう。

誰が台車を押すのか。

これに関しては答えが出ているのだ。

考えてみたまえ。

歩きスマホをする人は歩行者を気にする余裕のないほどスマホに集中している。

その集中力たるや!

そんな能力のある人は魅力の塊。

カリスマ集中力マン(カリスマ集中力ウーマン)なのだ。

故に進んで台車を押したくなる輩くらい出てくるはずだ。

皆さんの中にもこいつのためならなんだってできるという気持ちになったことのある方もいるはず。

ならばその気持ちを台車を押すという行動に還元してほしい。

大丈夫だ。

台車を押している時、多少ガタガタしても

そいつはスマホを見ている!

台車が小石にぶつかり荷台から落としたりしても

そいつはスマホを見ている!

だってそうだろう。

迷惑をこうむっている歩行者に気づかない位歩きスマホしているのだから。

もしそこでスマホから目を離すようなことがあればそいつはカリスマなんかじゃない。

ただのマナー違反のクソ野郎だ。

だが僕が救いたいのはそんな奴ではない。

集中力が卓越しすぎて歩きスマホをしているカリスマだ。

カリスマかクソ野郎か見極めがつかない方が多いであろう。

だからこそ、歩きスマホしている奴らを片っ端から台車に乗せて運ぶのだ。

台車を押している時の反応で見極め、

クソ野郎だった場合、台車に乗せたまま海まで運び、砂浜から浅瀬にぶち込めばいい。

海水をかぶれば自分のしたことの愚かさに気づかされるであろう。

海水とはそういうものだ。

だが僕は信じている。

街中で歩きスマホをしている人は全員カリスマだと。

これは台車を卸している業者はぼろもうけであろう。

ビジネスチャンスだ。

起業した方はぜひ社会をよくするために全力で営んでほしい。



マナーの話からビジネスの話にまで行ってしまった。

これはかなりカッコいいことだ。

僕も一歩一歩だが確実にカッコいいに近づいている。

実はこのカッコいい辞典に初コメントが寄せられた。

とても喜ばしいことである。

その御仁が仰っていた。

芸人が一番カッコいい。

僕も大いに賛成だ。

間違いないと思っている。

だがそれぞれのカッコいいがあるであろう。

看護師がカッコいいと思う方もいるであろうし、パイロットが一番と言う方もいるであろう。

だからこそ各々が切磋琢磨してカッコいいを磨き、各々の高みに上り詰めてほしい。

僕も負けない。

皆様も負けないでほしい。

カッコよさ勝負はもう始まっているのだ。

だが共通して言えることはやはり

マナーを守ることがカッコいいということだ。


ここまで読んで頂きありがとうございました。
また逢う日まで。

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