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量子人材とは? 量子コンピュータを学ぶには?


量子人材とは?

量子人材とは量子コンピュータを使いこなす人材で、現在世界ではこの「量子人材」の争奪戦が、IBMやアマゾン、マイクロソフト、Googleなどによって行われています。

量子コンピュータとは?


量子人材が量子コンピューターを使いこなす人材というのがわかったところで、そもそも「量子」や「量子コンピュータ」とは何でしょうか。
※ここでは「量子コンピュータ」に焦点を当てて解説します。
「量子」に関しては下記の記事を書きましたので、ご参考ください。

量子コンピュータとは量子の性質を利用し、技術として利用できる形にしたものです。
「重ね合わせ」や「量子もつれ」と言った量子力学的な現象を用いて従来のコンピュータでは現実的な時間内で解けなかった問題を解くことが期待されています。(従来型のコンピュータを上回る高速処理が可能になるだろうと期待されています。)

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画像引用元

内容は専門性が高いため、気になった方はこの辺りの記事を読んでみてください。

「量子力学」や「量子」ってとは何か?という方は下記の記事も参考ください。
【誰でも分かる】「量子力学」ってなんなの? 詳しい人に聞いてきた【入門編】

量子コンピュータはどうやったら学べる?

最近やっとAI人材になったのに、次は量子人材?と驚かれる方もいるかもしれませんが、実はAI人材は量子コンピュータ人材にもなれる可能性があります。
*ですが実際のところ、「量子人材」を目指すためには、求められるスキルが多いです。例えば、量子力学の専門知識や量子コンピュータ、数学、英語などです。※量子力学はミクロな世界での物理学です

参考:「量子コンピュータとAI人材は親和性が高い」 NEC幹部が見る量子コンピュータの人材育成

上記の記事にある通り、

実際は数理工学的なアクションが必要。そのため、AIの人材と非常に親和性が高い

とのことですし、実際私の周りで量子系専門の方は、機械学習にも精通されています。

さて、量子コンピュータをどうやったら学べるかについてですが、現在開発・運営しているAI Academyでは量子コンピュータをPython(Blueqat)を用いて学べる基礎コンテンツ、理論の入門コンテンツ、数学に関連した学習コンテンツがあります。

量子コンピュータ入門編

量子コンピュータ理論入門編

機械学習に必要な数学編

確率・統計学編

また、書籍も徐々に出版されていますので、是非活用してみてください。

他にもこの辺りでも量子コンピュータを学ぶことが出来ます。

量子力学は下記の動画がオススメです。

量子力学入門①(量子の特徴)


量子力学入門②(シュレーディンガー方程式)

量子力学入門③(定常状態)

量子力学入門④(無限に深い井戸型ポテンシャル)

量子力学入門⑤(一般的性質)

https://youtu.be/letXy-YEX-8

量子力学入門⑥(有限の深さの井戸型ポテンシャル)

https://youtu.be/cJ4KJcETsCQ

量子力学入門⑦(トンネル効果)

https://youtu.be/bfxgtbsKSuM

量子力学入門⑧(物理量の測定)

https://youtu.be/1xl-taCzFM8

量子力学入門⑨(エルミート演算子)
https://youtu.be/L_w-LAvY1Rs

量子力学入門⑩(物理量の期待値)
https://youtu.be/jzeS7YP-ZAI

物理学はこちらがオススメです。


終わりに

国内・国外ともに量子コンピュータの市場が伸びており、

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※画像引用元https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2498

さらに最近では業界初となる、量子コンピュータ企業(IonQ/アイオンキュー)が上場(実際の所、SPAC元のDMYテクノロジーと合併契約は締結しているが、株主の合意を含めて手続き中)したり、今後ますます量子コンピュータは注目される分野の1つになるかと思います。
量子コンピュータに関する学習コンテンツは今後ますまず増えると思いますし、「量子人材」を目指したい方は今から準備するのが良いと思います。



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