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週刊金融日記 第398号 筋トレでも勉強でもできる人には当たり前のことが9割の人にはぜんぜん当たり前じゃない、株式市場は下げのターンか、六本木の安くて美味しいビストロや居酒屋など、生命保険とか入ってるやつは情弱、他

// 週刊金融日記
// 2019年12月9日 第398号
// 筋トレでも勉強でもできる人には当たり前のことが9割の人にはぜんぜん当たり前じゃない
// 株式市場は下げのターンか
// 六本木の安くて美味しいビストロや居酒屋など
// 生命保険とか入ってるやつは情弱
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 いま香港のおります。香港もそれなりに肌寒いのですが、石垣島より南なんで、気温は15度から20度ぐらいで快適ですね。しかし、香港のショッピングモールでは、分厚い高級ブランドのコートなんかがこれでもか、と展示されていて、なんというかこの短い冬の間に高いコートを着るのがステータスなんでしょうか。僕は単に長袖Tシャツとジーンズで街を闊歩しております。

★やっぱり香港の海老ワンタン麺は美味しいです。好食!

 前号では、格安SIMを使って海外でSMSを受け取るにはどうしたらいいか、といろいろ書いていたのですが、じつはほとんどの格安SIMでそのまま受け取れました。というのも、格安SIMって、DoCoMoやSoftbankやauから回線借りて商売しているだけなので、海外に行くと、これら正規キャリアのサービスに切り替わるだけなんですね。

 しかし、香港で僕のIIJmio(僕が使っているかといってオススメというわけではなく、単に惰性で使っているだけです)を試してみたところ、確かに受け取れるんだけど、1日遅れたり、再起動とかガチャガチャやってようやく受け取れたり、なんかとても不安定です。この部分は単にDoCoMoと同じはずなんで、DoCoMoが海外ではこんなもんということなんでしょうかね。知らんけど。

★ほとんどの格安SIMで、特に何もしなくてもそのまま国際ローミングできて、SMSが受け取れました。設定などについては、Twitterをたどってくださいね。

 また前号の話題ですが、英語学習について久々に盛り上がり、ELSAというアプリを再び紹介しました。で、僕も久々に使ってみたんですが、前回に紹介したときよりだいぶパワーアップしていますね。当時は日本語の説明がちょっとおかしかったりしたんですが、いまはかなり良くなっています。日本人はやはり発音が弱いので、アプリの音声認識で英語の発音を厳しく、そして、相手が機械なので、いくらでも直してくれるのは大変ありがたいですね。
 スペシャルディスカウントもまだちゃんと使えます。無料部分だけでかなり遊べますが、英語学習者はひとつ買っておいてもいいアプリかと思います。

●ELSA Speak
https://www.elsaspeak.com/

●ELSA: Special Discount
https://www.elsaspeak.com/kinyuunikki

『週刊金融日記 第329号 英語学習のためのいまどきのツールを解説』
『週刊金融日記 第326号 グローバル資本主義を生き抜くための子供の英語教育 その1』
『週刊金融日記 第343号 グローバル資本主義を生き抜くための子供の英語教育 その2』

 今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。

- どうしたら自分の子どもに自信をつけさせることができるのか
- インフル流行期における常備薬(処方箋必要)を紹介します
- 「生命保険とか入ってるやつは情弱。老後の心配とかしてるやつはもっと情弱。」について
- 文系大学生ですが営業職に自信がなくプログラマかデータサイエンティストを考えています
- クラウドストレージはOneDriveひとつで事足りるのでは
- 既婚プレイヤーにとって役に立つバックナンバーをご紹介ください
- AクラスEカップと二次会に行けたのですがゴールできませんでした

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.筋トレでも勉強でもできる人には当たり前のことが9割の人にはぜんぜん当たり前じゃない

 ダイエットや筋トレ、それに、学校のテスト勉強でも、何というかできる人同士はみんな「わかっている」のである。で、どの分野でも、できる人は1割もいない。

★入試とかのテスト勉強で定番問題集を回す、と言ってもやり方は多種多様。

 たとえば、ダイエットと筋トレについても、細かいところでいろいろ流派が違うのだけれど、基本はすべて同じである。一週間単位ぐらいでカロリーの帳尻を合わせられるライフスタイルにしないといけない。筋肉がつきやすい高負荷のトレーニングを週に2回はする。細かいところでいえば、カロリーの帳尻合わせるのに炭水化物を減らすのか、カロリー密度が高い脂肪を減らすのか、いろいろ流派がある。自分の体質に合った方法を見つければいい。しかし、タンパク質をたくさん食べるということは同じ。トレーニングにしても、ビッグ3中心に行くのか、いやいやもっと安全で効率的なマシントレーニングが……、みたいな流派がある。しかし、一週間にある程度の運動量は確保しないといけないという点では一致する。まあ、この辺の細かい話は、わかってる人同士だと、お互いに流派が違えど、いろいろ納得しながらわかりあえるわけだ。根本的なところの理屈は同じだから。
 ところが、まったく結果が出ない人たちは、みなそれぞれに根本的なところで間違っている。まあ、そんな人が9割以上なのだが……。いきなり炭水化物をゼロにする過激な食事制限とか、まあ、それはまだマシなほうだが、酷いのになるとリンゴだけ食べるとか。あと、食事の9割はPFCバランスなんだけど、変なサプリで、やたらビタミンやミネラルなんかの微量栄養素にこだわったり。

『週刊金融日記 第157号 肉体改造計画』
『週刊金融日記 第375号 会食やデートでどれだけ食べても太らないたったひとつの冴えたやりかた』
『週刊金融日記 第377号 4月下旬からの筋トレしながら9kg減のダイエット記録』
『週刊金融日記 第379号 筋トレは減量の10倍は難しいがとても楽しい』
『週刊金融日記 第381号 筋トレの効果を最大限に高める方法』
『週刊金融日記 第383号 科学的に正しい筋トレ前のウォームアップと怪我リスク』
『週刊金融日記 第386号 自炊のすゝめ』
『週刊金融日記 第389号 筋トレ初級者を阻むフリーウエイトの壁』

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