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週刊金融日記 第455号 コロナ禍を生き抜くための自炊戦略とダイエット&筋トレ経過報告、香港は初の抜き打ちロックダウン敢行、レストラン紹介コーナーは自粛中、コロナ禍で財政破綻させれば念願のガラガラポンが…、他

// 週刊金融日記
// 2021年1月26日 第455号
// コロナ禍を生き抜くための自炊戦略とダイエット&筋トレ経過報告
// 香港は初の抜き打ちロックダウン敢行
// レストラン紹介コーナーは自粛中
// コロナ禍で財政破綻させれば念願のガラガラポンが…
// 他

 こんにちは。藤沢数希です。
 株式市場は相変わらずワクチンが普及してすっかり世界は元に戻るというような楽観的な未来を織り込んでいますが、足元のニュースなどを見ていると、まったく先が見えませんね。僕は香港に戻る時の21日間隔離に戦々恐々としております。

★イギリスは違法ホームパーティーなどに対する罰則を大幅に引き上げ、ロックダウンは夏までは続くようです。

★日本→香港で隔離が免除されるのはいつの日になることやら……。

 昨年の4月には、世界はコロナの域内撲滅を常に目指している国(グリーン)と、蔓延を許容している国(レッド)に分かれるんじゃないか、と僕は言っていたわけで、当時は荒唐無稽な話だったのですが、こうして世界を見渡してみると、本当に分かれてきてしまったな、という感じです。そして、僕は日本と香港を行き来する生活をしようと思っていたのですが、とても残念なことに、日本はウィズコロナ政策、香港はゼロコロナ政策になり、分断されてしまいそうですね。
 昨年の9月に堀江貴文さんとTwitterで偶然いろいろ議論したのですが、やはりコロナ撲滅か蔓延許容かは本質的な違いだったわけです。日本でも、野党第一党である立憲民主党がゼロコロナ政策を掲げることになったわけですね。国内の識者や一部の政治家が、ようやく一年近く前のこのメルマガの議論に追いついてきた感じです。とはいえ、日本政府にゼロコロナ政策を完遂する能力があるようにあまり思えませんので、まあ、新たに日本に生まれつつあるゼロコロナ派とこれまでのノーガード派の論争が続き、いろいろとグダグダしてどっちつかずで迷走していき、経済損失の点ではダメな経路を進んでいきそうな予感がします。こういう大きな問題は個人がどうこうできることでもないんで、なるようにしかなりませんから、気楽に行きましょう。

週刊金融日記 第416号 新型コロナウイルス撲滅の実現性とグリーンゾーン経済圏
週刊金融日記 第437号 新型コロナウイルス禍の最新の論点整理 封じ込めvs共生が本質的な対立軸になってきた

●「経済を回そうとするほど経済が止まる」緊急事態宣言の再発令でみえた真実
https://nikkan-spa.jp/1727090

●新型コロナ、感染収束の徹底を 立憲民主党の枝野代表―衆院代表質問がスタート
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021012000711

●「ゼロコロナ」掲げ挑む国会質問 正念場の立憲・枝野氏
https://digital.asahi.com/articles/ASP1N74ZVP1NUTFK00V.html

●ウィズコロナとゼロコロナの違いは制御工学的の観点からいえば、介入のポイントの違いだけです。

●菅内閣的には二階氏と関係が深い旅行業界をGoToで潤したいという思惑と、ここはいったん徹底的に抑えてオリンピック開催に漕ぎ着けたいという思惑ががあるのだと思います。

 いま僕たちは、百年に一度のパンデミックの真っ只中にいて、歴史の転換点であることは間違いありません。すこしでも読者の方たちが、コロナ禍の中での勝ち組に回れるように、これからもメルマガをお届けしたい所存であります。

 今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。

- まぐまぐ大賞恋愛部門1位受賞おめでとうございますとコロナ禍で多くの女子たちが引きこもりになっている件
- コロナ禍拡大は株の買いサインと書かれてましたが所長は個人資産のポジションを見直されましたか
- 電気自動車が大コケする理由
- コロナ禍で財政破綻に近づきインフレが起きれば老人の貯金を没収するガラガラポンが起こせる
- 陰キャですが恋愛工学を学びとにかく試行回数を増やしついに結果を出しました

 それでは今週もよろしくお願いします。

1.コロナ禍を生き抜くための自炊戦略とダイエット&筋トレ経過報告

 昨年の12月上旬に日本に帰ってきたのですが、香港ではレストランで食べすぎてしまい(ちょうど僕が日本に帰ってから第四波封じ込め作戦で香港のレストランは夜間営業はデリバリーのみになました)、かなり太ってしまっていたことを報告しました。日本の隔離は単なるお願いなんで、多くの日本人は守っていないんですが、わざわざインスタなどに外食の写真を上げるのもアレなんで(他国ならこういうのが証拠になって罰せられます)、筋トレと自炊ダイエット中心に最初の2週間は暮らしました。

★日本入国の際の隔離の要請は日本の法規制に精通している日本人は適当ですが、外国人は守っている人が大半です。

週刊金融日記 第450号 日本に帰ってきてからは筋トレと自炊ダイエットに励んでおります

 そうこうしているうちに日本でも緊急事態宣言が出てしまい、日本人は真面目なので、まだ罰則はありませんが、ほとんどすべてのレストランが夜閉まるようになりました。まあ、夜8時に閉めれば6万円もらえるんで、月に180万円にもなり、ほとんどのお店は閉めますよね。それで、隔離期間が終わっても、まだ筋トレ&ダイエットをやっていたこともあり、自炊することが増えました。それで1ヶ月半ぐらい経過したのですが、体重は4kg落ちて、ベンチプレス、デッドリフト、スクワットといった種目も、一昨年に筋トレにハマっていたころより重いウエイトができるようになりました。ひとまず、筋トレ&ダイエットは短期的には成功といったところでしょうか。あと、4kgほど落として、ビッグ3ももう一段階上に行きたいところです。まあ、そもそも、再びダイエットをせざるをえなくなっているのが一番ダメなんですが、香港に引っ越して、いろいろ新しい生活になったので、ここは良しとしましょう。香港に戻ったときの食生活とかジムとかの戦略を練ったので、次は大丈夫なはずです。

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 さて、香港にいたとき、感染拡大局面でレストランが夜間はデリバリーのみになったことがあり、ずいぶんとデリバリー生活をエンジョイしました。特に僕がいたエリアは、レストランが密集していて、スマホでピッとやるだけで世界各国の美味しい食事が届いてすごいな、と思いました。これは日本でも流行るだろうな、と思って、日本だとUberEatsなんですが、香港だと手数料が高いUberEatsはむしろ情弱が使うアプリでして、Deliverooなんかの方がいいんですが、こういうのは日本にないんで、なんとか投資でもして日本進出にいっちょう噛もうか、とまで考えていました。
 しかし、日本に帰ってきて思ったのですが、日本ではデリバリーはあんまり流行らないでしょうね。なぜならば、香港などと違って、日本の住環境はいいので、貧困層が住むワンルームマンションですら料理ができるキッチンがついています。さらに、日本のスーパーマーケットには美味しい食材が毎日安く売られています。日本なら、デリバリーより自炊のほうがいいです。香港で美味しいデリバリーを食べすぎて太ったので、香港に戻っても自炊を心がけたいと思います。モテるためには自炊です。
 なぜ、自炊がモテに重要なのか。それは、ダイエットと筋トレしているとわかると思いますが、野菜とタンパク質をたくさん食べて、炭水化物を減らす食事をしないといけないんですけど、これは外食ではほぼ不可能です。また、外食でやろうとすると、大変にコストがかかるので、ふつうの人にはかなり大変です。モテるためのボディをキープするには、自炊スキルを磨くしかありません。ということで、今週は冬季の自炊について書きたいと思います。第386号「自炊のすゝめ」の続きです。

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