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《レプリカ》


 悔しい思い何てもん誰にもある

 ありふれたセリフで生きて歩いて

 何事も無いように振る舞う日常

 当たり前のことだろうが

 疲れてしまう風は容赦ないもの

 求めた過去はレプリカの沼と愛

 抱いたり甘い言葉だったりの快楽

 そんな闇道など写真立てにもならない

 答え何て確かにない確かにそうだ

 危ないであろう駆け引きの渦と流れ

 力任せの毎日だった夢が襲って微笑む

 天井には入り込めない空間の亀裂

 重ねた深呼吸は穏やかを掴みたいもの

 そっと瞳を開くと雨混じりの輝く雫

 俺は心の涼しい優しさに抱かれてたい

 静かに見上げ無数の涙は語っている

 震えなくても空は味方なんだと

 光る記憶たちは苦しめる種を薄めて

 素直に流せる空間に輝き語り始めてる

 …..夜空も悪くはないものだと…..

  2024.Writing.Kazukichi Seto 

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