悩みを減らす一つの心がけ
※前回の記事の続きです
はじめに
人生に悩みは尽きない。生きている限り次々と悩みが浮かんでくる。我々は悩みを消すことはできない。しかし悩みに対処する方法は存在する。今回はその対処法について書く。
悩みを減らす方法
悩みを減らす方法はシンプルだ。前回の記事で人は変えられないことを変えようとするから悩むと述べた。では悩みを減らすにはどうすればいいか。それは変えられないことを変えようとせず、変えられることだけに集中するのだ。
変えられることと変えられないこと
世の中には変えられることと変えられないことがある。人が悩むときは変えられない問題に対してだ。
この世には自分ではどうすることもできない問題が存在する。まずはこの事実を受け入れること。そして変えられることだけを変えようとする。
具体例
例えばあなたが受験生で、1年後に試験を控えているとしよう。勉強はしているが、成績は思わしくない。なぜ成績が伸びないのだろう。もし受からなかったらどうしようそんな悩みが浮かぶことだろう。
ここで先ほどの話を思い出して欲しい。悩みを減らすには変えられないことを変えようとせず、変えられることだけに集中するのだ。
この例で言うと変えられないことは二つだ。思うように成績が上がらないこと、未来への漠然とした不安だ。はっきり言う、この二つに悩むだけ時間の無駄だ。変えられないことに悩んでも問題は解決しない。来年受からなかったらどうしようと悩んで問題が解決するだろうか。闇雲に時間を消費するだけだろう。
一方で変えられることはなんだろう。それは日々の勉強への取り組みだ。成績が上がらないのはなぜかを考える。量?それとも質?量は足りているようだ。ならやり方を見直す必要がある。
このように変えられないことではなく、変えられることにフォーカスする。これが悩みを減らすコツだ。
未来への不安はコントロールできないが、現在その問題にどう対処するかはコントロールできる。
まとめ
何かに悩んだ時は変えられることと変えられないことを区別する。変えられない悩みは考えない。そして変えられることだけに集中する。
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