お正月というイベントで小学生の学びになるアイデア5選
冬休み、特にお正月は大人も子どももゆったりと過ごしがち。仕事や勉強のことは忘れて食っちゃ寝の三が日を過ごす人が多いのではないでしょうか。
ただ、ゆっくりと過ごすことで「ダラダラする癖がつきそう」とか「子どもに何もしてあげられてない」と罪悪感を感じる保護者の方もいるかもしれません。
一方で、お正月というのは学びのチャンスがたくさん隠れています。何がどう学びになるかを意識するだけでも、いつものお正月も有意義なお正月に変わるものです。
そこで今回は、お正月らしい遊びや過ごし方の中で、小学生の学びになるアイデアを5つ紹介します。
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かるた
日本の伝統的な遊びであるかるたは、読み札を聞いて素早く取り合うだけでなく、言葉の知識や読解力、集中力を養うのに最適です。
かるたの学びポイントは次の3つ▼
音の聞き取り: 読み札の言葉の音を聞き分け、素早く反応する力を養います。
言葉の意味理解: 読み札の言葉の意味を理解することで、語彙力を増やします。
集中力: 集中して読み札を聞き、他の音に邪魔されずに目標に向かって行動する力を養います。
かるたはかなり良い学習になりそうですよね。集中力は何をするにしても必要なスキルなので、遊びの中で楽しく鍛えたいですね。
すごろく
すごろくは、ただサイコロを振ってコマを進めるだけでなく、戦略的な思考を育むことができます。
すごろくからの学びは次の4つ▼
先見の明: どの目の数字が出たらどうなるかを予測し、進むマスを考えながら戦略を立てます。
ルール理解: ゲームのルールを理解し、それに従って行動することで、社会性を養います。
目標達成: 目標のマスにたどり着くために、どのような行動を取ればいいかを考え、計画性を養います。
理不尽を学ぶ:すごろくには「1回休み」「ふりだしに戻る」などの理不尽なマスがあります。人生にも理不尽なことがたくさんあるので、その無慈悲さを学ぶことができます。
すごろくの他に、人生ゲームやモノポリーなど、他のボードゲームでも同じような学びができます。
オリジナルのすごろくを作るのも楽しいですよ!
お正月の料理について調べる
おせち料理など、お正月ならではの料理がたくさんあります。これらの料理について調べてみましょう。
おとなも新しい発見があるかもしれません。
具体的に調べる内容は次の3つ▼
食文化: 各料理に込められた意味や、地域ごとの違いを学ぶことで、日本の食文化に触れることができます。
どんな栄養があるか: 料理に使われている食材の栄養について調べることで、食に関する知識を深めることができます。
調理方法: 簡単な料理であれば、子どもと一緒に作ってみるのも良いでしょう。
お正月の料理って子どもに人気のないものもありますよね。実際に作ったり、なぜそれを食べるのかの由来を知ると、その食べ物に興味が出て好き嫌いも減るかもしれません。
自由研究のような宿題があれば、お正月の料理についてまとめるのもいいですね。
年賀状で美的センスを磨く
年賀状作りは、ただ文字を書くだけでなく、デザインやレイアウトを考えることで、美的センスを磨くことができます。
年賀状で養われる美的センスは次の3つ▼
色彩: 色の組み合わせやバランスを考えることで、色彩感覚を養います。
レイアウト: 文字や絵の配置を考えることで、デザインセンスを養います。
表現力: 自分の気持ちを言葉や絵で表現することで、表現力を養います。
美的センスというのは、生まれ持ったものだけでなく、努力でも身に付くもの。
写真を撮ったりするときなど、日常生活でも発揮する機会の多いスキルなので、年賀状をセンス良く書いてみましょう!
お年玉は算数やお金の勉強のチャンス
お年玉は、子どもたちにとって嬉しいものですが、同時にお金の大切さを学ぶ良い機会でもあります。
もらってそのまま親が預かるのは少しもったいないかもしれません。
次のような方法で、お年玉を学びに変えられるチャンスです。
計算: お年玉の金額を計算したり、お小遣いをやりくりしたりすることで、計算力を養います。
貯金: お年玉を貯金することで、お金の大切さを学び、将来の目標に向かって努力する習慣を身につけます。
消費: お年玉で何かを買いたいと思ったときに、何を優先して買うかなどを考え、消費の仕方を学びます。
簡単な計算から、さらにマネーリテラシーを高めるといった学びもできるので、ぜひ子どもにお年玉を管理させたいところです。
全額は厳しい場合は半分貯金して半分渡すなど、各家庭の納得の行く形で工夫してみてください。
お金を学ぶのは最近こそ学校でも取り入れられてきましたが、人生でかなり重要な要素なので、家庭でもしっかり教えていきたいですね。
お正月の小学生の学び まとめ
お正月は、子どもたちが楽しく学び、成長できる絶好の機会です。今回ご紹介したアイデア以外にも、たくさんの学びの機会が隠されています。ぜひ、ご家族で色々なことに挑戦して、思い出に残るお正月にしてください。
また、タブレット教材のRISU算数は隙間時間や1人の時間にピッタリの学習ツールです。「冬休み、通信教育でもやってみようかな」と検討中の人はぜひお試ししてみてくださいね。
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