見出し画像

発達障害者が忘却なしに5つの業務をこなせるようになったタスク管理術


世の中のXを見ると

「発達障害に理解がない」
「普通のことができないのが発達障害」
「他の人よりハンデキャップがある」

という意見を目にします。

たしかに言いたいことはわかります。

僕自身もADHDという
診断をもらっていますし、

ミスをしまくった時は
おもむろにXを開き

発達障害で悩んでいる人の
ポストを見ては
自分は普通の人ではないから
仕方ないと言い聞かせていました。



「発達障害だから仕方ない」は通用しないのが現実

実際、これに尽きるんですよ。

僕自身がADHDですが
就労継続支援事業所のスタッフとして
一般就労をしている立場です。

当然、勤める事業所も
ADHDの利用者もいますので
他の企業よりも障害に対する
理解度は高いでしょう。

が、

僕の現実を言うと
別に僕が定型であろうと、
ADHDであろうと

周りから求められる成果は
他の社員と変わりありません。

だって、周りと同じ給料体系ですし
何より別に障害者雇用で
働いているわけではないからです。

シンプルにこれが普通の会社であれば
さらに理解がないと考えると
より成果が求められるのです。

そして、僕自身が就労継続支援事業所で
働いているから分かりますが、
障害を持っている利用者でさえも
それなりの成果が求められるんですよ。

もちろん、一般的な生活を
送りたい人などによりますが…

なんなら、事業所は
補助金をくれる国からの評価基準が
大幅に変わりました。

超簡単に言えば
A型事業所は国から

「お前ら利益出さないと補助しないよ」

と通告されたのです。

当然、利益などを度外視する
事業所はつぶれていきます。

現に、通っていた事業所がつぶれたことにより
ウチの事業所に来た利用者もいました。


もちろん、一般と比べて
成果の基準が同じというわけではありません。

ただ、ここで僕が伝えたいのは
世の中の流れとして

✅発達障害の人
✅一般雇用の人

この2つのどちらであろうと
最低限の成果が求められる時代が来たのです。

そして、例にもれず
僕もその荒波にもまれ
メンタルが軽くやむくらいには
追い込まれてしまいました。




精神科医からはタスクの忘却をする僕に
「目標設定が高い」と言われるが…

まあ、僕もADHDかつ病みぎみだったので
当然のごとく病院へ通っていました。

精神科医の先生からは

「目指す基準が高すぎますね、
ADHDは定型とはやはり違う」

「普段運動しない人がいきなり
フルマラソンでゴールを目指すもの」

と言われました。

たしかに、言わんとすることはわかります。

実際、僕もその内容を聞いて

「まあ、そうですよね。」

って頭では理解していました。

ただ、そこでも僕自身の
悩みが晴天のように
晴れたかと言われると
そうではありません。

というのも

タスクの忘却
予定通りすすめられない

とかを減らしたいだけです。

別に会社内で
かずやんは優秀とか思われたくて
悩んでいるわけではありません。

むしろその時からすれば

「フルマラソンを感想とか
そういう高いレベルの
設定をしている目標じゃないんだよ」

と、この先生は何をのんきに
良い感じで例え話を言ってまとめている
のかと疑問に持ったくらいです。


別に僕自身は褒められるとかではなく
最低限、任せてもらった仕事を
こなせるくらいにしたかったのです。

いわゆる、フルマラソンとか
別に走るってゴールとかではなく
歩いてでもそのゴール地点へ行く
無難な方法
を知りたかったわけです。

そして、ある意味この医師の人から言われたことにより
あることがわかりました。




そもそも精神科医は心の状態を診断する立場

しいて言うなら、診断の結果
そこから薬を出すかどうかの
裁量権を持っている立場にすぎません。

別にビジネスのプロでもないわけですよ。

現実問題、具体的な悩みを聞いても
答えは出ない。

むしろ、自分で解決策を考えないといけないという
結論に至りました。

そこからは、
ある意味、吹っ切れたように
とにかくADHDや発達障害について勉強し
あらゆる手法を試していきました。

それこそ、本の題名までは言いませんが

・巷で有名なメモ術
・某メンタリストが推薦するタスク管理術
・某インフルエンサーが推奨するタスク術

を片っ端から試しました。




巷のメモ術・タスク管理は発達障害からすれば使えないのが多い

とりあえず、購入した本に書いてあった
メモ術やまとめ方を意識したり…

他には日記を書いたりと
とにかくタスクを管理する方法を
書いていきました。

しかし、それで私の仕事のタスクが
こなせたかというと
応えは否です。


酷くなることはありませんでしたが
良くなることもありません。

普通に業務を忘却したり
不注意で勝手に仕事が終わったと
勘違いしたり…

変わらないんですよね。




最大5つの業務をこなせた!
発達障害でもできる
応急処置のタスク管理術

まあ、そうは言いつつも、
色々なメモ術などを勉強するうちに

何が重要なのか?
どういった工夫なのか?
読んできた本に共通された内容

などが、色々とわかってきました。

そして、とにかく仕事がたまる一方なので

仕事を振られる

メモ術を試す

叱責される

改善する

仕事を振られる

を繰り返していきました。

とにかく、そのころは仕事忘れが
ひどかったですし、
加えて追い込まれて病む。

というような形もあり、
そのころのことを聞くと
同僚からも

「全く目の焦点もあっていなかったし
どこかイライラしているようにも見えたよ。
完全に廃人になったかと思ったよwww」

と言われネタにされています。


今思えば、気付いているなら
手伝おうという気持ちもないのかと
思います…

ただ、その時は余裕がなかったんですよ。

そして、何度か複数の案件をこなしていくうちに
ハマるものが見つかったんです。

というよりも、見つけたというよりも
僕の趣味で学んでいた哲学などの概念と
既存のタスク管理ツールを組み合わせて
編み出したに近いです。

そして、ついに僕自身もこの方法を試し
初めて叱責なしに複数の業務を
勧められることができたんですよ。


上司からも

「おー、今回は上手くいったね」
「何事もなくて良かった」
「安心したわ」

と言われるようになり
最低限の仕事をこなしていきました。

では実際にそのタスク管理術とは
どういった方法なのか?

事項ではその全貌について解説していきます。

この文章を読めば察しの良い人であれば
別に有料部分を見なくても
自分でカスタマイズして改善できる人もいるでしょう。

重要な概念をお話しさせていただきますので
ぜひ、集中力を切らさず読み進めてください。




僕が実践したタスク管理術とは?

で、ここからは実際に僕がしていた
タスク管理術の全貌について解説していきます。

ややこしそうとか思われますが
実はとてもシンプルな概念にのっとて
タスクを管理をしただけです。


その概念とは

複数のタスクを1つのタスクとして
常に全体業務を把握しておく

という方法です。


さらに詳しく説明すると、

僕含めADHDやASDと言われる
発達障害の人は
どうしても目先のタスクに
目が行きがちなんですよね。

だからこそ、
複数の仕事がたまると
1個覚えては1個忘れる…

穴の開いたバケツに
水をそそぐかのように
忘却やタスク漏れが起きるのです。

いわゆる、発達障害に起こる
この現象って1つの細かいタスクで
脳内を埋めてしまっているわけなんですよ。

だから、他のタスクが抜け落ちるのです。

反対に細かいタスクではなく
複数のタスクを大きな1つのタスクとして
見れれば

例え、脳内に仕事がいっぱいになっても
結局覚えることは
理論上1つなわけですから
限りなくタスクの忘却や
やり忘れが減りやすくなるというわけです。

というよりも、達成するべきタスクが
1つという認識なるからこそ

「そのタスクを達成するために
やるべきことは?」

と自問すれば、おのずと
タスクの優先順位もわかり
忘却も防げるのです。




でも、結局やる仕事は一緒じゃないですか?

結局、仕事でやることは一緒だから
複数のタスクをまとめて1つに捉えても
意味ないと言われることがあります。

この疑問って利用者に僕のタスク管理術を
共有したときによく聞かれる質問になります。

たしかに複数の仕事を1つととらえても
結局タスクを終えるということになると
やる業務は一緒ですし、

あなたが僕のタスク管理術を実践しても、
やる仕事の業務は変わりません。

簡単に言えば忘却や
タスクの優先順位を見失わないという
迷路だった状態が

一本道になるだけで
今までの業務が変わるわけではありません。

発達障害でよく言われるのが

✅特定タスクの過集中
✅タスクの優先順位を間違える

をやらかしやすい言われています。

ただ、1つのタスクとしてとらえて
細分化することにより
上記2つのデメリットを
極限まで減らせるんですよね。




発達障害は健常者用の工夫では仕事をこなせない

発達障害の人は
仕事で成果を出すのも一苦労。

僕自身も、上司から

「この業務終わってないんだけど」

と指摘されるたびに
できない自分の情けなさや
どこにも向けることのできない
憤りで目の前が真っ暗になっていました。

実際、追い込まれるたびに
転職などのフレーズが
僕の頭をグルグルと駆け巡りました。

そして、転職先は専門職をなるべく選び
マルチタスクをしなくていい職場を…
と考えていました。

ただ、それも冷静に考えれば
実現させるのが難しいんですよね。

現実的に専門職は実現させるのが難しい

現在で

  • 新卒

  • 社会復帰に向けて期間がある

  • 転職で選べる選択肢が広い

などの立場であれば
マルチタスクを避ける職場環境を
見つけることもできるでしょう。

実際、僕の利用者さんも下記のような
コメントを残しています。

ただ、この利用者さんのように
そういった選べる立場の人はむしろ少ないと
僕は思っています。

というのも、本ノートの問題定義している

「タスク管理で悩む」

というのも、そもそもある程度、
職場で仕事しないと
この辛い経験はできません。

そして、自覚した時はすでに遅しで
メンタルが疲弊しまくり
転職活動する元気すらもわかない。

または、キャリア的に考えても
今更、新しい業務の職場に
転職を狙うのも

  • 年齢

  • スキル

  • 経験値

的にも難易度が高いです。

恐らく転職するにしても
かなり難航するのは
いうまでもありません。

だからこそ、ある意味
その場の業務を安定させる
落ち着かせる必要があるのです。


ぶっちゃけ、僕は
転職をコロコロするのも
生活を安定させるために
障害年金をもらうのも
否定派ではありません。

ただ、それをするにしても
まずは落ち着いた状態を
作らないといけないということ。


だからこそ、発達障害により
疲弊している人には
今回僕が5つのタスクを並行して
進められた手段を知ってほしいんですよね。

ぜひ、今、仕事で疲弊している人は
本noteのタスク術を実践して

「仕事ができない」
「俺はもうどうしようもない」

と思うメンタルを乗り越えてください。



本noteを有料にした理由

本noteはできれば多くの悩んでいる人に
届いてほしい気持ちはあります。

ただ、あえて2980円と有料に設定してあります。

ぶっちゃけ悩んでいる人なら
即決できる価格にしました。

金銭感覚や住んでいる場所にも
よりますが、大体は

安い飲み代
少し高いご飯代

くらいの設定です。

ぶっちゃけ無料にしても良かったのですが
正直、仕事の合間合間に書いているのと
何よりnoteを書くためのモチベにもなる。

という、僕自身のためにも
有料にさせていただきました。




ただしリスクはゼロに…
とりあえず手に取ってほしい

しかし、いくら値段的にOKでも
noteなどの無形のものを
買ったことない人からすれば

「怪しい」
「本当にコスパが良いのか?」
「内容が薄かったらいやだな」

という気持ちもあるかと思います。

実際、僕自身も
始めえてnoteを買うか迷った時は
めちゃくちゃに不安でした。

なので、ここではnoteの機能でもある
返金の設定をさせていただきました。

もし、あまり役に立たないかなと思ったときは
下記の手順で返金申請をしてください。(noteから引用)

1.アカウント設定の購入履歴に記載されている記事のタイトル横に表示されている三点リーダ(・・・)をクリックし、「返金申請」を選ぶと、申請フォームが表示されます。

2.申請フォームに返金理由を記入し、送信してください。申請完了画面が表示されます。
※申請完了画面で「現在、申請ができません」と表示された場合は、時間をおいて再度お試しください。

3.ご登録のメールアドレスに審査結果をお送りします。ご確認ください。

note


値段的に厳しいという人はしんどいです。

ただ、働いている人なら払えるかと思います。

なので、内容が気になるのであれば
とりあえず、本noteを手に取り
内容を確認してみてください。


最悪、内容を読んで
返金してもらってもOKです。


僕がめちゃくちゃ頑張って書いたnoteが
仕事で悩んでいる人の
手助けになればと思います。

それでは有料部分で会いましょう。


ここから先は

13,047字 / 12画像

¥ 2,980

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?