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知るかボケ!!

自分はこの状況でコレを弾く事が最善だと思う。
正解か不正解かは解らないけど、今、その時の自分がその瞬間はコレだ!と判断して覚悟決めて臆せず弾く。
その瞬間は誰に頼ることもできないし、誰かが代わりに弾いてくれる訳もない。

大人数で1つの曲を演奏していたとしても、実は音楽家はある意味孤独で、自分自身との戦いである。
たった一曲を演奏するだけでも、そんな孤独な決断の一瞬一瞬を何百、何千とこなしている。

今の自分が弾ける事を信じて根性決めて弾くしかないのだ。
他人にどう思われるか?とか、いちいちそんなことを気にしていたり、迷ったり、ひるんでる間に一曲終わってまう。
後から振り返って、やはり正しかった時もあれば、間違ってた時もあるけど、その時はソレだ!と判断するしかなかったのだから、それで良い。
反省なんか後から終わってからやったら良い。

まぁ、普通は周りの目が気になるし、間違えたくないし、恥もかきたくないと思うだろうけど。

けど、それをいちいち気にしてたら、おそらく精神が崩壊すると思う。

だもんで、孤独に耐えうる訓練と、ストレスやプレッシャーに対していかに不感症になれるのかがキーポイントのような気がする。
カチッとそのモードのスイッチを入れてゾーン発動!みたいな。

どこで誰と演奏しようが、自分は自分!

「知るかぁ!ボケ!!」の精神(笑)

けど、そのスイッチを手に入れるのと引き換えに、人間らしい感情とか、そーゆーのを失ってしまうこともあるのかも。

音楽家はそんな悲しい生き物かも知れない。

アスリートとかも似てるのかもねー。

全然、そーじゃない人も居るだろうけど。

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