〈読書〉常設展示室
・常設展示室 著者:原田マハ
『常設展示室』は、アートに魅了され、アートに関する仕事をする人たちが登場する短編集です。
憧れのアートの世界で仕事を得ることの難しさ、そして就職できても、その仕事を継続することの厳しさも描かれていました。
アート関係の仕事については全く知識がないのですが、華やかそうに見える仕事の厳しい部分を知りました。
子どもの頃、絵画が好きな父に連れられて、たびたび美術館に行きました。
大人になってからも、興味がある特別展には出向くようにしてきました。
私自身が作品を作り出す才能は全くありませんが、アートに触れる時間があると、心が潤うように感じます。
作品を産み出す芸術家がいて、それを世の中に紹介しようとする人たちがいて、初めて私たちの目の前にアートの世界が広がっていくのですね。
『常設展示室』を読んで再認識しました。
自粛生活に突入してから、私にとって美術館は少々遠い場所になってしましました。
『常設展示室』を読んで、美術館が恋しくなりました。
気軽にふらっと美術館を訪れることができる日々が戻ってくることを切望します。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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私K.Kからのごあいさつです↓↓↓
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