思考と決断の仕方に悩んでいる方へ 映画「きっと、うまくいく」
お久しぶりです、かずとさんです。
今回は公開当時より評判の良かった2013年公開のインド映画
「きっと、うまくいく」のご紹介です。
今人生にモヤモヤしていたり、うまくいかない人には笑いながら真面目に心に響く名言をこの映画で感じ取って頂きたいです。
ストーリーももちろん伏線の張り方も素晴らしく面白い名作です。
・あらすじ
3人の男性、ランチョー、ファルハーン、ラージューは名門大学の学生でした。ランチョーは大人になってから行方不明です。
ランチョーは頭が良く、異議があれば学長にすら申し立てをする者でした。
周りの人たちはランチョーに影響を受けて人生が変わっていきます。
(この部分がこの映画の最高に面白い部分ですね!)
学生の頃の話と平行に、現代の行方不明になったランチョーを探すストーリーです。
・製作陣
監督:ラージクマール・ヒラーニ
脚本:ラージクマール・ヒラーニ
出演者:アーミル・カーン 等
・おすすめポイント
この映画を見終わって最初に感じたのは
「なんて心に響く作品なんだ!!」
でした。
とにかく見て欲しいので、内容はあまり語りません!
我々が普段生きていて、周りの人の考え方や常識、社会の仕組みに縛られて物事を考えたり判断することは多々有ります。
私もそれが前提で当たり前のように物事を考え、判断していることはよくあります。
主人公のランチョーは、目の前の事象に対して常識や周りの目、社会の仕組みを下に考えることはしません。
その事象に対して自分の頭で考え、疑問があれば素直に質問をぶつけます。
常識や社会の仕組みですら、おかしいと問題定義をしていく青年なのです。
ランチョーを見ていて、最初は空気を読めないキャラだなと思っていました。
しかし、だんだんとその姿は勇ましく見えてきました。
周りの登場人物たちも、ランチョーに影響され、凝り固まった頭や思考が解けていきました。
ランチョーを理解できない人物達は、ランチョーを排除しようとしていました。
しかし、ランチョーの方が正論なので、論破されていきました。
最後、ランチョーでも間違っていることもあると学長より教えられるシーンが、どんな人にも間違いはあると教えてくれます。
だからこそ、不完全なランチョーの言葉だからこそ、共感できて胸に刺さる作品になったのだと思います!
私自身もランチョーに影響を受けましたし、私自身もまだまだ凝り固まった頭で物事を判断したり、考えていると痛感させられました。
この映画のメッセージはまさしく
「間違っても良いから、目の前の事象に自分の頭で考え、心に従え!」
ということだと思います。
ストーリー中でも、友人が動物を写真撮ることが好きなのに、親がエンジニアになって稼げと言われ、その通りにしておりました。
そこでランチョーは半ば強引にこの友人に動物写真家への道を手助けします。
そして、親や周りは気にせず自分の心のままに生きろと熱く訴えかけます。
そして友人は親を説得して、見事自分のやりたいことへ進むことができました。
この映画を見ていると、自分の心に背いて動いている人物は苦しそうです。
そして、自分の心の声を聞き、心の赴くままに行動をした登場人物たちは幸せになっていく姿が印象的です。
現実の世界でも同じことが言えると思います。
私も心の声に背いて仕事を頑張っていた時は、正直潰れる寸前でした。
その時に人や会社の期待に応えることを少し止めました。
心の声に従い、思ったように仕事をするようになったら心が軽くなり、楽になりました。
自分の心の声は1番後回しにしてしまいがちですが、1番最初に聞くべきものだと思います。
そんなことを改めて教えたくれたのが、「きっと、うまくいく」でした。
この映画が教えてくれるメッセージは人生において大事なことだと思いますし、私も心に刻み、時々この映画を見直したいと思います。
モヤモヤとしている人は、とにかく見て心を軽くしてください。
また、インド映画特有の歌とダンスは健在です。笑
正直、歌とダンスはこの場面で必要なのか?と思うことはありましたが、何度も見ているうちにクセになってきている自分がいました。
不思議な魅力がありますね。笑
また、メッセージ性は素晴らしいのはもちろんですが、ストーリーの作り方も素晴らしかった。
伏線の張り方が秀逸で、最後のランチョーの名前には一本やられました!
赤ちゃんを救う時の伏線も、作中でさりげなくしていたことだが印象に残ることだったので、これまたやられたと思いました。
メッセージ性もストーリーの構造も素晴らしい。
久々に心がここまで動く素晴らしい作品を見ました。
三時間ありますが、あっという間です。笑
夢や達成したい目標がある人には、一度で良いから見て欲しい作品です!
素敵な映画ライフを過ごしてください!
では。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?