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周りは自分のことを「社交的」と思っているみたいだけど、実はものすごく繊細 ~ 私はHSP/HSS ~(5)

参考:3分でわかるHSP/HSSとは? 両方の特徴をもつ個性的な生き方

(前回の記事)

前回の記事からだいぶ間が空いてしまいましたが、HSPの特徴と私の場合どうなのかという話を4回にわたって書きました。

はい、私は「バリバリのHSP」です。5人に1人、人口の15%~20%はいると言われるHSPですが、5人に1人ですから、少数派とはいえ、割合としてはそんなに少なくはないのかなと思っています。

ですが、私の場合、HSPの観点だけで当てはめようとすると、どうしてもしっくりこない部分がありました。なぜなら、私は周りの人に

とっても愛想が良くて、明るくて、社交的

と言われることが多いからです。

実は、HSPの特徴を持つ人のうち、30%くらい(100人のうち6人ほど)は「好奇心旺盛で社交的な性質も持ち合わせるHSS型HSP、つまり「HSPでありかつHSS(HSP/HSS)」と呼ばれるタイプになります。

HSS型のHSP(感受性が鋭敏で、刺激を好む)
好奇心に満ち、やる気がある。新しい経験を求めるが、危険は冒したくない。移り気ですぐに退屈する。微細なことにもすぐに気がつく。
刺激に圧倒されやすく神経が高ぶりやすい。

※引用:「3分でわかるHSP/HSSとは? 両方の特徴をもつ個性的な生き方
     HSPちゃんねる より

HSP/HSSのことを初めて知った時、私は、「これだ!」と思って、さっそくチェックテストをやってみました。

そのチェックテストの項目の中で、あてはまるものについて書いてみます。

1.会話によってはひどく退屈になる時がある。

はい、全くその通りです。自分に興味のない話題、とくにあまり親しくないメンバーで、自分にとってあまり興味のない話題で会話が進んでいるときには、話す気力も失せ、心も折れ、「早くこの場を離れたいなあ」「早く帰りたいなあ」という気分になります。

この部分だけ見られると、なんだかすごく自己中でわがままに思われるかもしれませんが、通常はものすごく気を使って、場の空気を読みながら、会話を盛り上げることにかなりのエネルギーを注いでいます。ですが、自分ではどうがんばっても、貢献できそうもないような展開になると、ひどく退屈になってしまうのです。

2.行ったことのある好きな場所にもう一度行くよりも、好きにならないかもしれないけれど知らない場所の方へ行ってみたい。

はい、基本的には「好奇心旺盛で、刺激を求める」ので、旅行なんかだと、毎回違う場所に行きたいです。でも、HSP的なメンタル状態というか、「安定」を求めているような時もあるので、そういうときは「そうそう、やっぱココじゃないと」と定番のお気に入りのところへ行きたくなる時もあります。

3.長い間家にいるとイライラする。

基本的に、休みの日には必ず何らかの形で、どこかへ出かけます。
もし出かけないとしたら、よほど体調が悪いか、メンタルが不調な時かのどちらかです。
なので、例えば木曜日くらいになると、「今度の休みはどこへ行こうか?」と考えはじめます。行きたいところが明確な時は一応(笑)奥さんや家族に声を掛けますが、HSPでもあるので、基本1人でも平気です。1人でドライブ、1人旅、全く苦になりません。それこそ、休日の朝、いきなり思い付きで1人で遠出することもあります。

遠出しないような時も、買い物、それこそスーパーに食材を買いに行ったりします。スーパーに行くのも奥さんと行くよりは1人で行く方が気楽です(笑)。とにかく、何らかの形で、家から出ようとします。雨の日なんかだと、日中家にいることになった場合は、夕方ぐらいに外食に行きたくなり、結果、家族と外食してしまうことも多いですね。

4.何もせずにじっと待っているのは嫌い。

待ち合わせするときは、待ちたくない方です(笑)。9時待ち合わせなら、5分前くらいに行って、そこにすでに相手がいれば、すごくうれしいです。もし、まだ相手がいなかったりすると、かなりそわそわします。でも最近は、スマホがあるので、だいぶ耐えられるようになってきました。

あと、結果待ちとか、返事待ちとか、すごく苦手です。とにかく待つのが苦手です(笑)。

5.同じ映画を二度見ることはめったにない。

はい、ないです。ありえないと言ってもいいかもしれません。漫画とか本なら大丈夫なんですけどね。

6.あまりやったことのないことをするのが楽しい。

仕事でイベントを企画するときなんかは、新企画の時は楽しくて仕方がありません。逆に継続して行うものになると、(ちょっとだけ)退屈になりますね。モチベーションが下がっちゃうんですよね。

7.毎日同じ人たちと一緒にいると飽きてしまう。

あまり大きな声では言えませんが、はい、実はそうなんです。
とはいえ、毎日違う人たちといると、HSPの特性から、すごく消耗するので、もし許されるのなら、1週間ごとにローテーションでメンバーが違うと飽きることはないかな(?)。

8.君のやることは予測がつかないと友人たちに言われる。

HSPの要素が強く出ることもあるので、やることよりも、「発想が普通の人とは違う」とよく言われます。
でも、結果的にやることも予測不能な行動をとるというか、平凡な行動は好きではありませんね。

9.知らない場所を探検するのが好き。

「興味のあるところなら」という限定付きで、そうですね。
2度目3度目の場所なら、前回以前に行ったことのないところへ行こうとします。

10.思いもつかないようなことをする友だちのほうが好きだ。

はい、そうですね。刺激的ですから。
でも、私の場合は「こちらの境界線を侵害しない」という条件付きです。

11.新しい知らない場所へ行ってみたい。

これもそうですね。刺激的ですから。「興味のあるところなら」という限定付きですが。

12.もし旅行に行くお金があったら外国へ行きたい。

はい、行きたいです。お金がたくさんあれば、国内も海外も両方とも行きたいですね。

13.誰かが性的なジョークを飛ばしたり、性的なことを口にして、みんなが気まずそうに笑うような時でも、自分はそれを楽しいと感じる。

そのジョークや話の内容が楽しいというより、そういうことを言えてしまうチャレンジ精神というか、勇気というか、常識を外れたところにおかしさを感じてしまうことはよくあります。

はい、ということで、私の場合はチェックテストの13項目にあてはまったので、HSP/HSSということになります。

男性
もし、13以上の項目にチェックを入れたら、おそらく、あなたは刺激追求型(HSS)です。9以下であればおそらくHSSではありません。10~12の間だったら、たぶんあなたは両者の中間です。

そう、あなたはHSPであると同時に高い点数のHSS、ということもあり得るのです。

※ High Sensation Seeking Test 
  Elaine N. Aron, Ph.D.  のWEBサイトより引用

いままで、自分が感じていた、

生きづらさ
孤独感
違和感
疎外感

などの原因がわかり、すごく心が楽になりました。

同時に「どう対処していけばいいのか」もわかり、

そして、どう対処すればいいかわからないことも

私は私 あなたはあなた

と割り切ることもできるようになりました。

この辺りについては、また次回以降に書きたいと思っています。

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