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人は「ありのままの自分」をジャッジされることなく、ただ受け入れてもらうことで、心があたたかくなり、力と勇気がわいてきます。
なので「ありのままの自分」を受け入れられることでできる「つながり」は、言葉にならないほどしあわせな気持ちになれる「本当のつながり」となります。

そのためには「ありのままの自分をこれでいい」と自分で受け入れつつ、自分の心が平和でポカポカしていることが大切です。そうするとその気持ちは周りにもいい意味で伝染して、いい循環が生まれます。

しかし、これが例えば「周りの人を幸せにしよう」と思ってしまうと、「相手の現状は幸せではない」という相手に対する評価が心の中にわきあがって、「相手を変えたい」という気持ちが生まれ、その結果相手の領域に踏み込みすぎてしまって、摩擦や衝突を生む可能性が出てしまいます。

また、「自分はどう思われているだろうか」「自分は嫌われたのだろうか」と相手の評価が気になると、心の平和は乱れます。人間なので誰しも相手の目は少しは気になるのが自然なことですが、そんなときは「あ、自分はこころが平和でポカポカしていることを目指すんだった」と言い聞かせるといいでしょう。

ただ、長い人生の中、時にはすぐには立て直すことのできない心の衝撃を受けることもあります。そんなときは「これは心を守るための自然な反応だからしかたない」と自分にやさしくして、無理せずいやしてあげることが大切です。ショックが消えるまではゆっくりと心を休めながら、「心の平和」のことを意識するようにすると、だんだんと心がポカポカしてきて、原点に立ち返ることができるようになります。

「価値観」は違ってあたりまえ、自分の価値観もありのまま受け入れ、相手の価値観もありのまま受け入れること、そしてそこに「ジャッジ(評価)」を持ち込まないようにすれば、相手を怖れて閉じてしまっている心もだんだんと開いて、ポカポカした感覚を感じることができるようになります。

もし相手から不適切な言動を受けたとしても、自己肯定感が高まっていれば「自分が~された」という被害者意識を持たずに「相手には何か事情があるのね」と見れるようになります。

それを頭でわかっていても、心が「被害者意識」を持ってしまうような時、それは心にまだいやされていない傷、つまりトラウマがあるからです。そんなときはまず「自分の心を休めて」大事にしてあげて、それから「過去の傷ついた自分(インナーチャイルド)」をいやしてあげてください。
そしてもし「被害者意識」を持っているような反応を相手がした場合は、「心にかなりの傷を持っているのね」と、ありのまま受けとめ、反撃することなく、やさしく見守ってあげることが必要です。


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