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これからの七五三について真剣に考えた

着付け師、着付講師として活動し、数多くのハレの日に立ち会ってきて思うこと。それは、一回一回のお着付けが、お客様にとっては一生に一度の本当に本当の特別な日であるということ。

生後1ヶ月のお宮参りから始まり、七五三、入学式、卒業式、十三詣り、成人式、結婚式。子供の成長と健康を祈りながら、日々の平穏に感謝する。幼少期の成長は著しく、今日のこの子は今日しかいない。次の日には一つ成長したこの子になっている。

時間の流れが早くなり、慌ただしい日々を送っているからこそ、ひとつの区切りである行事ごとを大切に、その時期にしか見ることができない幼く可愛い姿を是非ゆっくりと家族で味わって頂きたい。


では、そのために私ができることとは。



てくてくが考える、これからの七五三。それは、「自宅でお支度七五三」。


結婚式同様、ひと昔前は自宅でお祝いをしていた七五三。着付けができる近所のおばちゃんが着物を着せてくれて、親戚中が自宅に集まりお酒を酌み交わす。映画「男はつらいよ」の中の様な、古き良き時代の風習。

現在は、大人数でのお祝いの席を設けるのは難しいかもしれませんが、いつものご家族で、いつものお部屋で、お子様の成長をお祝いすることは可能なのではないでしょうか。ご自宅でヘア、メイク、お着付けと、お支度を整えているところから撮影をはじめ、準備過程も大切に記録として残していきます。写真に映り込んだオモチャや家具も、その時その瞬間を思い出す、素敵なツールになってくれるはず。

あの時こんなオモチャで遊んでたね!このクッションカバー懐かしい!

数年後、数十年後、アルバムを見返した時に溢れ出す幼少期の思い出。育った匂いもお届けしたいと考えています。


そんな七五三セレモニーを提供すべく、現在準備を進めています。セレモニー自体は9月スタートを予定していますが、予約サイトは7月オープン。それに先駆けて、七五三セレモニー専用インスタグラム@tekuteku753を始めました。

あたたかい素敵なセレモニーをたくさんお届けします。オープンまで今しばらくお待ちください。

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