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卒入学式のママ着物案内所2

皆さんこんにちは。
明日から3月、いよいよ卒業式シーズン突入ですね!
2つ前の記事では、どういった着物を卒業式入学式に着用するのかについて初心者さん向けにご紹介しました。今回は実際に「着物を着たい!」と思ったらどんなものが必要になるのかについてご紹介していこうと思います。


レンタルか箪笥の中か

まず着物を準備しないといけません。方法としては大きく2つ。
一つは着物レンタルサイトでレンタル注文
あれこれ必要なものを一つ一つ自分で準備しなくて済むのでレンタルはとってもラク。お手入れや保管の心配もないので、着物について詳しくない着物初心者さんにはおすすめです。

もう一つは、自分で準備する方法
購入するか、実家の箪笥を探してみるか。ここでは、実家の箪笥やご親戚にお借りする場合を想定してご紹介していきますね!


着付けに必要なものとは

まず前提として、着付師(着付け方法)によって紐の数など必要なものが多少異なることを知っておいてください。「前回お願いした着付師さんは紐3本だったのに、今回お願いする着付師さんには5本必要と言われてしまった。」ということもあります。また、全て準備していなくてもお着せすることが可能な場合もありますが、着姿に影響してしまう(着崩れしやすいなど)可能性があることも知っておいて下さい。絶対必要なものは何なのか。なくても良いものは?という点を踏まえてご紹介していきます。

それでは、いきましょう!
※卒業式入学式のママ向け記事ですので「訪問着」を想定してご紹介しています。


着付けに絶対必要なもの

  • 着物

  • 長襦袢(半衿付き)

  • 帯締め

  • 帯揚げ

  • 足袋

  • 草履

  • 腰紐3本

流石にこれらのものが無いとお着付けは難しいです。頑張って探してみましょう。


あったら着姿綺麗に着せてもらえる

  • 上記の腰紐に追加して2~3本の腰紐

  • 伊達締め1~2本

  • 衿芯

  • 帯板

  • 帯枕

  • 補整用タオル2~3枚

  • (和装ブラ)

勘違いして欲しく無いのですが、この子たちも本当はちゃんと準備してもらいたいものたちです。無くても大丈夫なものではありません。着付師は着付けのプロなので、物が無いなら無いなりに頑張って自分の技術を総動員してお着付けします。
ですが、やはり、きちんと物が揃っていないと「それなり」の仕上がりにしかなりません。衿芯があれば衿元ピシーって綺麗になりますし、帯板があれば帯もピシーってなります。帯枕がなければタオルで代用品を作って対応しますが、帯(お太鼓)の形は美しくなりません。せっかくお金を払って着物を着せてもらうのですから、準備万端で素敵に着せてもらいたいですよね!


無くても大丈夫なもの

  • 肌襦袢と裾よけ

  • (和装ブラ)

肌襦袢と裾よけは着物を着る時に着用する肌着のことです。ワンピース型のものもあります。肌着は普段お洋服の時の物でも代用可能です。(もちろんお持ちでしたら準備品に加えてくださいね)
それと、和装ブラ。私個人的には着用をとてもおすすめするアイテムですが、普段着物を着ない方はお持ちではないと思います。代用品としてスポーツブラなどを着用されると良いと思います。ワイヤー付きでホールド力の高い下着は着崩れの原因や着心地の悪さにつながりますのでおすすめしていません。


まとめ

いかがだったでしょうか?
着物は色々必要なものが多くて大変と感じてしまうかもしれませんが、慣れてしまえばなんてこと無い準備です。ぜひ参考になさってみて下さい。
インスタでは写真付きでご紹介してますので、よろしければこちらも合わせてご覧ください。https://www.instagram.com/reel/C3ujyveLrbr/?igsh=dnFhaW15eXZvM2hm


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