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育児・介護と週休3日制度

男女は人間として平等であるけれど役割分担はあると思います。男性がいくら頑張っても赤ちゃんは産めないしおっぱいもあげられないのです。ただ、だからといって、育児ができないというわけではなくて、女性が外で働いて男性が家で育児する家庭も北欧などではよくあるようです。基本的に、ジェンダーというより個人の資質が問題になるのだと思うので、一人一人が一番心地よいあり方を探っていったらみんなが幸せになると思っています。

私は大学初年度ゼミで、将来の夢や希望は?と先生に聞かれた時、クラスで唯一、「お母さんになるのが夢です」と答えて、驚かれました。フェミニストの先生方からは苦笑されそうですけれど、それは本心で、小さい頃から今まで全く変わりません。育児やお料理お掃除をしている時の幸せ感といったら・・・現在は専門のお仕事をしておりますが、お掃除ができなくなるほど疲れるまではやらないようにしています。お掃除が大好きな趣味なのです。好きなことを仕事にしたらいいと言われるので、私の場合はお掃除か家事ヘルパーだと思いお給料を調べたら、残念ながら厳しすぎるので、経済的理由で専門職をしているというのが本音です。もしお給料が一緒だったらお掃除さんになります、そのくらい好きなのです。

社会に出る自信がないというような情けない理由で大学院に行ってしまい、その流れで本来向いてない教員などをしてきましたが、またまたこんん度は流れで学校まで作ってしまい、時々自分は何しているのだろうと不思議な気持ちになります。
家事が好きな私には全く問題がないのですが、キャリアを目指している女性から、育児と介護の間の限られた時間がしかないという話を聞きます。男性も一緒にやっていこうという風潮はあるものの、日本ではまだまだ女性の負担が大きいですよね。男性が向いてないことを頑張ってやってくれるのを見ていると微笑ましく嬉しい気持ちになりますが、私がしたらもっと短時間で楽にできるから任せて欲しいわと思うこともあります。

問題は、外での仕事量が多すぎてくたくたになり、家庭生活に残された時間とエネルギーが足りなくて心身ともに疲れ切ってイラッとしてしまうことではないでしょうか?向いてない仕事はやめて向いている仕事につくことがまず第一で、次は、いくら向いている仕事でもやりすぎないということが大切です。

Tuuliでは、家庭やプライベートの時間を大切にするために週休3日(日月火)と夏休みもたっぷり2ヶ月を掲げて皆がゆっくり充実した家庭生活を楽しめるようにしています。素晴らしい!と思われるかもですが、これは、普段の日に集中力と効率が激しく求められることです。長い会議は廃止、信頼に基づいた各領域での裁量を大きくし、IT技術とマナーの徹底、で少しづつできるようになってきています。これは、たくさんお休みしたフレッシュな頭脳があるからこそできることです。
残業禁止〜と言いつつ同時にたくさんのタスク もあります。それは、ある意味自分への挑戦かもしれません。自分の能力がどんどん開いていく、スタッフは日々そんな経験をしています。

育児介護とのやりくりはまた明日にでも。

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