バレンタイン準備スペシャルコミュ(2022)の内容に触れています。未読の方はご注意ください。 2022年1月31日、シャニマスとDARSのコラボが発表されたその裏で、とある爆弾が人知れず投下された。樋口円香のバレンタイン準備スペシャルコミュ。彼女の律儀さと要領の良さが伺える、一見するとなんという事はない日常の一コマである。 「2、3、3、5……」と続く数字は、彼女がチョコを渡す予定のアイドルたちを、ユニット毎に数えているものだと思われる。デビュー日の新しい順に、シーズ、ノ
家の中でだらだら過ごしていた昼下がり、窓から手のひらの半分くらいの大きさの鳥が入ってきた。私は部屋中を飛び回る鳥を捕らえると、何を思ったか自分の頭に止まらせようとした。瞬間、鳥は私の髪を脚で掴み、そのまま羽ばたいて私の身体ごと勢いよく上昇した。私の頭は天井に強く打ちつけられ、間に挟まれた鳥の躯は拉げた。破れた腹から溢れて私の頭上に滴る体液。私は上昇力を失って床に叩きつけられた。痺れる腕を持ち上げて、持っていたなにかで頭を拭う。身体に浴びた体液をあらかた拭き取り終え、室内の現状
ハロウィーンの日の衆院選。18歳になって選挙権を手に入れてから初めて迎えた国政選挙だった。もともと政治や社会には多少の関心があったので、投票に行くまで候補者や政党について色々と調べ、考えていた。そうしているといくらか思うところがあったので、ここに書き溜めておく。 これまで、私は政治について「政治家と有権者たちが各々の理想を追い求めて相争うもの」みたいな印象を持っていた。しかし、実態はもう少し違っているっぽい。言うなれば、そんな性格もあるにはあるけどほんの一側面でしかない、と
というタイトルの営業コミュがデレステに追加された。登場するのは鷺沢文香と日野茜の2人。そう、公式から「ふみあか」が供給されたのである。 ここから先、当該コミュの内容にガッツリ触れます。未読の方はご注意ください。 いいですね? 正直、大した文量にはならないと思う。ただ、今回のコミュの構造上踏み込んだ感想をツイートするわけにもいかないので、ここで書くことにした。 良すぎる。 噂を聞いてコミュを読み始めた時は「運営ぶっ飛んでるな」くらいに思いながら、二次創
2021年5月24日。一人と大勢の夢が叶い、189人と、さらに大勢の夢破れる日。壁の時計が正午の足音を刻み、事務所は居心地の悪い静寂に包まれる。もうレッスンが終わる頃だろうか。CM案件の資料を閉じ、社内チャットで担当アイドルに声をかける。 『レッスンが終わったら事務所まで』 『結果来るから』 程なくして、文香から返信が来た。 『今から向かいます』 鷺沢文香。デビューしてから過去7回、全てランキング圏内。平均順位はあの高垣楓に次いで堂々の2位。過程としては申し分ない
こんにちは、風鈴です。好きなものは物語と景色と和音と食べることで、嫌いなものは牛肉とフルーツと暴力です。 普段はここにいると思います。 https://mobile.twitter.com/shotokutaishiP 受験を控えた高3生ですが、あまりにも勉強に身が入らないのでnoteを始めてみました。気になったことやモヤモヤすることをとりあえず文章に起こして、雑念やストレスを発散させることで、集中力を獲得しようという試みです(受験のことはほとんど話さないと思いま