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樋口円香のバレンタイン準備スペシャルコミュ

バレンタイン準備スペシャルコミュ(2022)の内容に触れています。未読の方はご注意ください。





2022年1月31日、シャニマスとDARSのコラボが発表されたその裏で、とある爆弾が人知れず投下された。樋口円香のバレンタイン準備スペシャルコミュ。彼女の律儀さと要領の良さが伺える、一見するとなんという事はない日常の一コマである。


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「2、3、3、5……」と続く数字は、彼女がチョコを渡す予定のアイドルたちを、ユニット毎に数えているものだと思われる。デビュー日の新しい順に、シーズ、ノクチル、ストレイ、放クラといった具合だろうか。しかし、3つ目の吹き出しで辻褄が合わなくなる。イルミネの3人を表していると思われる「3」に続く、「2」と「1」。最初は社長とはづきさん、そしてプロデューサーの事かと思った。けれどそのすぐ後の「あとはづきさん、社長……」という一文でその可能性は消えてしまう。それでは2人と1人は誰を指しているんだろう? それは一旦置いておくとしても、そもそも「2、3、3、5、5、3、3」という数字の並べ方に少しばかり違和感を覚える。シャニマスのユニットは慣例としてイルミネ、アンティーカ、放クラ、アルスト、ストレイ、ノクチル、シーズの順で表記される事が殆どだ。樋口がデビュー日の新しい方から列挙していたのだとすると、ストレイと放クラの間にアルストの3人を持ってきて「2、3、3、3、5……」とした方が自然な気がする。

何となく腑に落ちないと感ながらも読み進めていくと、とある一言で全てが繋がった。

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注目していただきたいのが「身内」という一言である。見返してみると、彼女は大まかに分類しながら人数を数えていたようだ。そこで今一度件の数字の部分を見てみる。これらは間合いの取り方から、「2、3、3、5、5、3」のグループと、「3、2、1」のグループに分けられる。そう、前者がノクチルを除いた283プロの6つのユニットのアイドルたち、そして後者がノクチルの3人を含む「身内」なのである。では、後者のうち「3」がノクチルの面々であるとすると、残りの「2……と1」は誰を指しているのだろうか。まず「2」について、2人1組の「身内」として思い当たるのは両親である。律儀な樋口のことだから、両親にバレンタインを贈っていたとしても何ら不思議ではない。そして最後のひとり、付け足したような口調から察するにノクチルと両親とはまた距離感の異なる「身内」とは、プロデューサーに他ならない。

樋口円香とプロデューサーの関係性、特に彼女がプロデューサーに対して抱いている感情については、さまざまな解釈が存在している。しかし、これだけは断言してしまっても良いのではないだろうか。彼女にとってプロデューサーとは、少なくとも「身内」の1人に数えられるほど特別な存在である、と。



追記

浅倉がバレンタインにおいて完全に貰う側のスタンスなの、めちゃくちゃ解釈一致


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