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世田谷ミニツアー

先日、

・世田谷美術館
・豪徳寺
・豪徳寺駅前郵便局
・Cat's Meow Books(猫本専門店)

を巡りました。

・世田谷美術館

この方面での用事がひとつあるので日を合わせ早めに出掛け、終わったあとそこから出やすかった田園調布駅からバスを利用しツアーを始めることに。
田園調布駅から30分程で「美術館入口」バス停下車。「入口」を美術館「前」ぐらいに
勝手に思っていたがそうではなかった。砧公園内を思っていたよりしばらく進み到着。

…何だろう?…たぬきか…何で?…あ、そっか…
〜約20秒間〜


・「土方久功と柚木沙弥郎」
おふたりに直接的な接点はないそうですが、どちらも観ている時、自分が何かほっとしているな、何か面白いんだよなという感想がありそこに共通点を感じました。
土方久功の作品のお気に入りが一気に増えました。木彫りのマスク。彫刻は、二人(仲好し)、猫犬。水彩画は美しき日。絵本挿絵もいくつもある―特にかえるはしげしげと見つめたし、やんたくんとトラはするめ的インパクト。
豪徳寺アトリエ写真も素敵に映った。


作品に近づきつつ、…猫?…犬?
「猫犬」


柚木沙弥郎の作品では家族宛てのクリスマスカードやクッキーのデザイン画なども楽しく、9月に終了していますが日本橋での展覧会とあわせて魅力的だった。ならぶ人ならぶ鳥のグッズがあったらほしい。

・「雑誌にみるカットの世界」
有名な作家、または私が知らないだけで有名な方々が各雑誌に寄せたカット原画などを一同に展示。みていて気持ちがよいイラストがいくつもあった。さーっとシンプルに素早く描かれたのであろう雰囲気なのにその線だけが正解という印象を受ける作品の数々。うまいなぁ…うらやましいなぁ…と魅了されました。

土方久功とカット展のことは、こちらのnote記事で知りました。日本橋での柚木沙弥郎展についてとあわせて詳しい展示内容とともに土方久功の魅力が伝わってきます。note記事を読んでいるといろんな扉が開きます。



次は世田谷美術館から、先程とは違うバス停「砧町」へ移動。美術館から「砧町」バス停までは住宅街を抜け、結構距離あるな~という印象だった。(表記は徒歩10分だが…?)
「砧町」からバスに乗り「上町」で下車、
すぐ近くの世田谷線「上町駅」へ乗り換え「宮の坂駅」で降り、豪徳寺へ向かう。(他の行き方あるのかも)

「宮の坂駅」に着くとホームから遠く離れた所に、停まっている猫電車を発見。
世田谷線の招き猫電車。出会って乗ってみたいが、今回もし乗れなくてもこうして
遠目にでも見れたからよしとしようと思った。



・豪徳寺


「招福猫児」まねきねこ…猫児って表記、かわいいな。
招福猫児大集結は初め写真だけでも驚いたが、実際前にしても、わぁ~…とどうしてもいちいち声がでてしまう。どのくらいの期間置かれるのか天候など管理はどうしてるのか目立つ汚れもなく、皆白肌(白毛)が綺麗なのが不思議です。

☆招福殿の様子
延期延期の改修工事が完了・待ってた~










さてお楽しみの授与品の招福猫児を連れて帰ろうと寺務所へ行くと、どのサイズも
Sold Out…って書いてある…ボーゼン…。今みてきた大集団との対比よ…。
つい、次いつ入るのか聞くと「小さいのは明日かな…大きいのは未定ですッ」明日ぁ!?聞かなきゃよかった…傷口に塩系…。午前中の用事を明日にすることもできた……。
境内は観光の外国人がほとんどという感じ。有名なお寺とは聞いていたが、世界レベルで人気なら明日にしてたって頂けたかどうかわかったもんじゃないぞ…泣くんじゃないぞ…と言い聞かせよろけながら駅へ向かった…。


・豪徳寺駅前郵便局

もし遅くなって行かれなくても郵送依頼できるからと後にしておいたが、まだ時間があるので
世田谷線「宮の坂駅」から
小田急線「豪徳寺駅」まで歩いて行くことに。
猫児のことで頭いっぱいだったからか、
もう着いたのという感じ。(表記は15分程なのに)
商店街をしばらく行った所に豪徳寺駅前郵便局。(駅前…か?)
そこで最近興味津々の、風景印の押印をお願いする。
時間をかけて丁寧に押印する局員さんの姿にカウンター越しから感謝…。おかげで鮮明な印影、うれしいです。


小田急線「豪徳寺駅」招き猫像



かなり時間もおしてきた、気力体力も同様あとひとつ行けるか?
小田急線「豪徳寺駅」へ戻り、すぐ前の(駅前とはこれさ的な)世田谷線「山下駅」から
「西太子堂駅」へ。
猫電車は乗車どころか、すれ違いもない。
さっきのあれは非番の姿?

・Cat's Meow Books

地図をみると近いのに、道を1本見間違え、時間がちょっとかかってしまった。
静かな住宅街の猫書店。ドアを開け中に入るとぎっしり猫本にぐるっと囲まれた。
猫グッズもありました。
奥の部屋では猫店員さん達が休憩していた。

長毛のまねき猫店員さんを前に
水曜日のネコをグビー
本の購入でオリジナルカバーがつく
(見出し画像写真)

※HPが見当たらず…

お店から隣の終点「三軒茶屋駅」まで歩ける距離らしいが、もうその元気はなかったし、そろそろ夕時のラッシュになってしまう。
ツアーラストの世田谷線、西太子堂駅に戻りホームで待つ間、きっと虚無ふぇいすだったと思う…くたびれた……。程なくやってきた電車の先頭、むむ?…大きな猫の顔が近づいてくる……
猫電車だぁぁ~!!不意打ちで写真間に合わず
あわてて乗った。

車内はほぼ満員で撮影はにゃんこつり革がやっと
ひと駅なのであっという間に着いて
降りる流れに逆らえずあっという間に出された
床の猫のあしあとは確認した


三軒茶屋駅
乗ってきた猫電車の折り返し準備中
"非番なワケないだろ?"堂々現る
何枚か撮ってるうちにまたすぐ行ってしまったが
わずかな時間でもうれしかったです
いつ運行するのかわからないとの認識でしたが
後日検索すると現在は時刻表など確認できる模様


☆世田谷美術館へのアクセス

ホームページでのアクセス情報のほかに
"裏技?"アクセス情報が載っている
過去のブログ記事がありました。

このブログにもあるように美術館が駅から遠いとの声に配慮されており。
受付でもバス停の行き方をきくと、わかりやすい地図が用意されていて助かりました。
(その地図がなければ「砧町バス停」にすんなり行けたかどうか?と思った)
「土方久功と柚木沙弥郎」展は11/5で終了しましたが、カット展は11/19までです。


今回利用した駅、すべて初めて降りた駅でした。バスと電車をずいぶん乗り継いだなと。
しかしせっかく行くから…とあれもこれもとやりがちな癖がまたでてしまった。
したことないけど、海外0泊弾丸ツアー似の要素を感じる…。
計画通りはいいが、盛り込みすぎて余裕がないことがいつもより気になった。
タイトルのミニツアー、はじめは世田谷の一部を巡るという意味でつけたけど、終わってみれば、一部に最大盛り込んだら急ぐなどの理由にもなって余裕は最小だったという意味としてもなんだかぴったりという皮肉っつーかなんつーか。
今度は余裕を意識してみようと思う。

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