キジも鳴かずば
キジの剥製と、刺繍をほどこしたバッグを組み合わせています。
今回使用した剥製は、最初から片翼がない状態でした。
損傷が激しかったりという理由で、部分的に欠損した状態の剥製が作られることもよくあります。
バッグには失われた翼をイメージして、ビーズと刺繍で翼の骨を描いています。
「まんが日本昔ばなし」屈指のトラウマ回として有名な「キジも鳴かずば」のお話をご存じでしょうか。
赤い着物を着た娘がキジを抱えて「キジよ、お前も鳴かずば撃たれまいに」と呟く場面がとても印象的です。
こちらの作品は、強く「死」のイメージを感じさせる雰囲気になったと思います。
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