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焼き尽くす

歌声は
氣高き炎

清らかに

焼き尽くしていく
わたしの表皮

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クリスマスが近づくこの時期になると、必ず聞きたくなるのが、サラブライトマン。

今年も、穢れが焼き尽くされていくような清らかなその歌声とともに、リースを作ったり、残りのモミを生かしてクリスマスのオーナメントを飾ったり。

サラブライトマンを満喫しました。

調べてみたらhpに新しい動画がありましたよ。新たにクリスマスアルバムでも出るんでしょうか。いや、クリスマスライブなのかな?

もう何年も前に。一度だけ、彼女のライブにも行きました。

その時、ものすごく鮮烈だった彼女の印象について、確かblogに綴ったはずだと過去記事を遡ってみると・・・。

ありました。もう、10年近くも前のことでしたが、そこには素直な感動を真摯に綴った自分の姿がありました。

ちっとも変わらないわたし。

大切なものは、ずっとそこにあったんだなぁ、と。

すっかり忘れていた宝ものが掘り起こされた氣分です。

せっかくなので、その時の記事をここに引用しておきますね。

ライブは、ドリームチェイサーの時のものです。

彼女のことに、ものすごく興味があったわけではない。

テレビで数度、その歌声を聴いたことがあるくらい。きれいな声の人というイメージ。

彼女の大ファンである友人が、コンサートに行くというので、一緒にチケットをとってもらった。
サラ・ブライトマンについて、目を輝かせながら語る友を見ていて、わたしも、興味が湧いたのだった。

オープニング。舞台の高いところから、女神のごとく登場し、歌い上げる彼女の存在感に、またたくまに、わたしのハートは全開になった。

2曲目。その歌い出しで、彼女の声が響きわたった途端、これほどまでに突き抜けた「ほがらかさ」といったものがあるのだろうか・・・。

わたしは歓喜し、目頭が熱くなった。そして、この時、わたしは、彼女のことが大好きになった。

そうだ。わたしたちは、もともと宇宙をただよっていた光だったんだ。

そして、そこはものすごく自由で心地の良い場所だったんだ・・・。

彼女の背後の巨大スクリーンには、そんなイメージが湧くCGの光が華やかに斬新に繰り広げられる。

心地の良い彼女の歌声。とりわけ高音のファルセットは、普段は行き届かない意識のごくごく繊細なところにまで浸透し、わたしは、彼女が生み出す甘美なそのエネルギーの中に、溶けてなくなってしまいそうだった。

ふくよかな女性美とともに光の中に立つ彼女。
やわらかな肢体、上肢ののびやかな動き。まさにヴィーナスだった。

彼女の中を、無限の豊かさがよどみなく流れ、自分という楽器の性能を最大限にチューンナップして、宇宙の音をわたしたちに届けてくれる。

そんな彼女を見ていると、わたしの中にもひとつのイメージが湧いた。

両手を広げて、思いっきりゆたかさをうけとっているわたしの姿だった。

ゆたかさよ、わたしの中を流れゆけ。そして、周りへと広がりゆけ。

それこそ、至福であり、ゆたかさを分かち合うということ。

才能とは、その人へのギフトであると同時に、みなで分かち合うべき無限の豊かさのひとつなのだと思った。

2013年7月11日、木曜日の夜。
わたしは、またひとつ大きな宇宙への扉を開けたのだった。

Dreamchaser☆サラブライトマンLive@国際フォーラム






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