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音
2024年2月16日 00:13
長い年月の悲しみを吐露する人を目にして、文字通り卒倒しそうになった。私は座っていたけれど、壁にもたれていたから良かったようなものだ。悲しみが怒りになり、怒りが醸成され、視野が狭く狭くなってゆき、誰からの優しさも受け取れない。受け取らないことがその人の心の中では正義となっているように思った。小さな優しさ、何気ない優しさ、軽い優しさ、人が人に持つポライトネスをすっと受け取れない状態になって
2024年2月4日 23:58
夢を語る、その夢を聴いてくれる人がいた。そんなことを歌っている曲が耳に残った。昔からよくあるテーマなのだろうと思うけど、だいたい夢を語っているのは男性で、聴いているのはその恋人だった人だ。自分はどうだったかなぁと考えたが、私の場合も、夢を語っているのは恋人で、私自身は誰かに夢を語っていることはなかった。若い人も、ある程度の年齢の人も、夢を語ってくれた。私はそれを聴いてきた。なんでそん