カンボジアの校長に聞く!幼稚園が必要な5つの理由とは?!
こんにちは!幼稚園プロジェクト、新メンバーのらんです🍒
先日のハルトさんとのインタビューを通して、「幼稚園はなぜ必要なのか」という問いについて改めて見直す必要があると感じたため、ロムチェック小学校の校長先生(幼稚園の園長先生になる予定の方です!)にヒアリングを行いました!
この記事ではその解説を行っていきます🗒️✏️
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↓ ハルトさんとのインタビュー記事をまだ読んでいない方は、こちらも是非読んでみてください✨
ロムチェック小学校の校長先生が考える、子どもを幼稚園に通わせるメリットとは?!
1.言語の発達🗣️
カンボジアの幼稚園では、読書・音楽・描画・ストーリーテリング・クメール語といった、基礎的な能力を身につけるための科目があります。そこで園児たちは話す・書く能力を身につけます。
カンボジアの貧しい家庭では読み書きが十分にできない大人もいるため、教師による教育の機会はとても貴重かつ重要なのです!
2.集団生活の準備👬
それまで家庭内で過ごしてきた園児にとって、幼稚園は先生やクラスメートと共に集団の中で過ごしていくための準備の場です。園児は友人と協力をすることや先生のアドバイスに耳を傾けることなどを学んでいきます。
このように新たな環境は、子どもたちの学習意欲を高め、励まし合うことを会得させます。
3.保護者以外からの指導🧑🏫
子どもたちの成長のためには、家庭でのケアに加えて教師によるケアが必要不可欠です。幼稚園では保護者の代わりに教師が園児をよく観察し、指導します。そして日々の生活を通して、園児は知識や教養、道徳・倫理観を身につけます。子どもたちの学業成績や進捗状況は保護者と共有され、ケアに調和が生まれることで、学びの質は向上するのです!
4.切磋琢磨できる友人🔥
園児たちは、スポーツや教育的ゲームなど様々な活動をクラスメートと毎日行います。このような活動を通して、勉強面だけでなく身体面も成長するとともに、クラスメートと切磋琢磨することで互いに良い影響を及ぼしあう関係性になることができます。
5.協調性の育み🍀
園児たちは様々なグループ活動を通してリーダーシップや助け合い精神を学びます。教師が担うのは園児たちをそのような活動に参加するように促す役割で、活動の主体はあくまでも園児たちです!このように幼稚園は、小学校や中学校などのより大きなコミュニティに属した時のための準備段階として、重要な意義を有しているのです。
ヒアリングを終えて
私たちはこれまで、幼稚園の建設にかかる費用をどのように工面するか話し合ったり、実際に街頭募金を行ったり主に財政面に重きを置いた活動を行ってきました。しかし冒頭に掲載したハルトさんとのインタビューを通して、ロムチェックの人々にとって幼稚園はどのような存在なのか、幼稚園を作ることで村全体をどのように変えていけるのかなどといった、私たちがこのプロジェクトを完遂しなければならない理由について、もう一度考え直すきっかけを得ることができたと思います。
幼稚園などの託児施設があれば大人は働きに出ることができますし、上述したような様々な技能を小さいうちから身につけることは、子供が将来良い職を得ることにもつながります。発展途上の地域にとって、幼稚園が及ぼす経済面でのメリットは単なる一時的なものではなく、持続的な村の発展にもつながるものなのではないでしょうか!
私たちは一つの幼稚園建設を通して、村全体を変えていきたいと思っています。建設までの道のりは決して容易なものではありませんが、ロムチェックの未来のためにプロジェクトメンバー全員で引き続き頑張っていきますので、このプロジェクトを見守ってくださると嬉しいです😊
最後まで読んでくださりありがとうございました🍒
ではまた次のNoteでお会いしましょう!
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