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幼稚園に通えるのは47% | カンボジアの幼児教育

こんにちは!幼稚園プロジェクト、リーダーのユースケです!
今回は、カンボジアの就学前教育の現状を皆さんと一緒に見ていきたいと思います!
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そもそも幼稚園に通うことは「普通」なのか

子育て関連のニュースにはあまり触れていなかったので、詳しく把握していなかったのですが、2019年より日本では、幼稚園、保育園費用の無償化がスタートしています。

日本の一般的な感覚だと、「普通は」幼稚園や保育園に子どもを通わせますよね!
でもデータを見てみると意外な事実が見えてきます
内閣府が発表しているデータでは、幼稚園や保育園に通っている3歳から5歳の子どもの数は約290万人で、全体のおよそ96.8%(H30時点)でした。

令和元年版 少子化社会対策白書 p.68より

これは裏を返せば、約9.5万人、3.8%の子どもは保育園にも幼稚園にも通っていないことがわかります。
この子ども達はなぜ、幼稚園に通えていないのかについては、認定NPO法人フローレンス会長である駒崎弘樹氏がnoteで詳しく解説されていますのでぜひチェックしてみてください!日本のこれからの幼児教育の課題が浮き彫りになっています。

では、カンボジアではどうなのか

日本での幼稚園、保育園の現状はわかりました。では、カンボジアではどうなのでしょうか?UNICEFが公開している情報をもとに調べてみました!

カンボジアの幼児教育の現状

UNICEFによると2007年から2017年にかけて、幼稚園に通う子どもの数は倍増しており、3歳から5歳の子どもの約47%が幼稚園に通っている状態だそうです。
ちなみに、小学校に通う子どもの数は1997年の82%から97%まで増加しており、初等教育の普及が見て取れます。

幼稚園に通う子どもは増加傾向。ただし、課題も

幼稚園に通う子どもが増加傾向にある一方で、幼児教育内容は幼児の発達上の基準に到達できていないとの指摘があります。

3歳から5歳の子どものうち、わずか27%しか国語力数学力で発達上の目標に達していないのです。

このことから、幼稚園に通う子どもの数が増えたとしても、教育の内容が伴っていなければ、カンボジアの教育課題の解決には繋がりにくいということがわかります。

我々ができること

さて、このような現状を踏まえて我々、幼稚園プロジェクトはどのような支援を行うべきなのでしょうか。

今回、調べてみて感じたことは、幼稚園建設をするのみではカンボジアの幼児教育の発展に寄与することはできないということです。

UNICEFのデータを見てもわかるように、就学前児童が、初等教育を受ける前の段階として、効果的なカリキュラムを設定することが大切です。
我々は、建設後のソフト支援についてもさらに考えてなければなりません。

最後に

今後もnoteにて幼児教育について詳しい専門家へのインタビューなども予定しておりますので、ぜひフォローをお願いします!

いつも応援してくださり、ありがとうございます!!
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ではまた次のNoteでお会いしましょう!
スオスダイ〜〜✌️

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