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泣きたい時に読む小説「エターナル・スターダスト」No.13



前回のお話 ↓


私と佐久間君はネットワーク越しにゲーム内で会っていた。

「うわぁ、レアアイテムが手に入った!」

「おめでとうございます、シュナさん!」

笑顔で祝福するサクヤ。私も嬉しそうに反応する。



そんなある日のこと。

私が以前に比べて食欲がなくなっていることに佐久間君が気づいた。

「大丈夫ですか、沙羅さん?食べ物が進まないんですね」

「うん...つらいの。でも仕方ないかなぁ」

佐久間君の表情が暗くなる。私は目をそらしながら言う。

「こうなるのは...時間の問題だったと思う」

「ごめんね、佐久間君。心配ばかりかけて」

私は優しく佐久間君の手を握った。

「いいえ。僕はずっと沙羅さんと一緒に居ますから」

佐久間君の思いやりに、私は幸せな気持ちになった。



それからしばらくして...。

「佐久間君、体がだるくて...眠くなるの...」

「沙羅さん!大丈夫ですか!?」




第4章 エターナル・スターダスト


佐久間君は慌ててナースコールを押した。

看護師が駆けつけ、私の体調を確認する。

「大丈夫ですか!?如月さん!」

佐久間君は看護師の対応を待ちきれず、私の手を握りしめた。


「あ、あの...ごめんね。眠くなっちゃった」


「沙羅さん!よかった...」


佐久間君はホッと胸をなでおろす。

私はは看護師から点滴を打ってもらい、体調が安定した。


その夜、佐久間君は病室に宿泊させてもらった。

寝付けない私に向かって、こう語りかける。

「沙羅さんが大好きな星空、見せてあげたい」

「うん...いいわね」

ゲームの中でも朝日が昇り日が暮れる。

そして、夜空もあった。

私はサクヤ二と人で手を繋ぎ、その星空を眺めるのが好きだった。


「退屈だったら言ってね。僕がいつでも話し相手になりますから」

「ありがとう、佐久間君」


佐久間君の優しい言葉に、私はほっとした表情で眠りについた。



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泣きたい時に読む小説「エターナル・スターダスト」No.14 へ続く…

続きは ↓


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