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フォークしか持ってない人は、スープを注文しない

こんにちは、葬祭の道化師 原作のカザバヤシです。
本日の記事はTwitterネームひよ(@pp_hiyo)さんのNFTアートから飾らせて頂きます。ありがとうございます。

さて、今回は物を売っている方、要はサービス提供者様みなさんに関係するお話となっております。
フワッと内容をお話すると…
『その商品が届かない層には、それなりの理由があるよね』ってことで、そこの解像度を80dpiほど上げていけるように、まとめて参りますのでよろしくお願いいたします。

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毎日のように本を読んでいる僕なんですが、
もはや挨拶や呼吸のような生活のひとつとして馴染んではいるものの最近読んだ本でむむっと思ったことがあったんです。

今回の記事では特定した書籍の指名は避けておこうと思いますが、それはまぁタメになりました。

ところがですね、それなりに多くの書籍に手を伸ばしてきた中でも、やはりいわゆる当たり外れがあるんです。

この当たり外れを分ける違いって何かなってことに関しては、あまり本を読まない方だと頭を悩ませるかと思いますが、定期的に読書を心がけている方ならなんとなくわかっているかと思います。

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結論ですね
『中盤の面白くなさ』
たったこれだけが、当たり外れの線引きをしている正体なんです。

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作家目線で考えると分かりやすいんですが、序盤っていうのは書きたいことも頭の中で溜まっているし、走り出しはやる気が出るものです。
終盤もゴールさえ見えてしまえば走り抜ける気概が溢れ出るのは普通なんです。

本屋さんとかで序盤、終盤を軽くパラッと見てみて下さい。どれも面白そうなんですよ。

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ところがですね、中盤ってなんのモチベーションも作ってくれない1番ぐだりやすいフェーズなんですね。
ここが今回の記事の味噌になるとこでして。

僕が最近読んだ書籍にこれがあったんです。

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中盤に何が書いてあったかと言うとですね。
具体的なお話はできないんですが、イメージとしては
『話の核心に入りすぎていて、コアのコアな一部の人にしか刺さらない領域の話』しかしていないんです。

これが中盤で離脱してしまう原因なんです。
終盤では、題材が帰還し、最後綺麗に締めてくれるのが大抵の書籍なんですが、
いわずもがなで、僕も中盤は眠くなってしまいます。

だって興味無いし、恐らく自分が生きていく残りの生涯で、かするかかすらないかのコアすぎる内容の話しかしてないんですよ。

すごく面白い番組の合間に、すごく興味のないCMがポンポン出てきて、堪忍ならない状況あるじゃないですか。あれですよほんと。

まぁ、その場合は2分くらいで番組に戻るのに対して、書籍の中盤に興味無い話されてしまうと、2分じゃ効かないレベルで本題に戻ってくれないのが辛いところですね。


ここまでが最近僕が書籍を読んでいる際に起きた出来事の共有でした。
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ところがですね、やっぱり書籍は物によっては万人に刺さるよう浅く広くデザインされているものもあるし、逆に今回のように深すぎて刺さる人が極小数だが専門的すぎるが故に、刺さる人にはとことん刺さるようデザインされているものもあります。

このあとが今回の最も重要な点でして、
この感覚っていうのが、何かサービスやものを提供している方なら誰もが無視できないお話になります。

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