「書く」を通して、深く自分と向き合う|noteつづけます。
思ったより早く、200本書いてしまった。さて、どうしよう。
という気持ちでこのnoteを書いています。
なんとなく深津さんの年間200本をベンチマークしたはいいものの、9ヶ月で書ききってしまったので、次の目標を整理しています。
実はなかなか次の目標を決めることができませんでした。200本を書ききったら、なんとなく自分の中で何かがなくなってしまうかもしれないと、無意識に感じていて、向き合うことが少しだけ怖かったのです。
ただそのままでもいられないから少し考えようと思い、ふと一番最初のnoteを読み直してみました。
初心を振り返ってみた
1.自分の気持ちを表現をしたい
いまの自分の気持ちは、いましか感じることができないと思っています。いまここにいる自分は、昨日にも明日にもいないから。
けっこうできていると思います。読み直してみても、「いまここにいる自分は、昨日にも明日にもいないから。」という言葉は、自分に刺さります。
これからの「生き方」の話をしようnoteを書いたことで、自分の中で少しだけアップデートされた感覚があります。
幸運なことに、自分は今、明日人生が終わるとしてもやりたいと思えることを、日々できているということに気づきました。
いつ終わりがきてもどれだけ充実していても、やり残しや後悔は残ってしまうので、明日人生が終わるとしても、明後日やり続けたいことをできるかが大事なのだと思います。
2.書くことを習慣化したい
自分の内面とゆっくりと向き合う時間、日常の中に「よはく」を持ち考えを整理する時間、自分の気持ちにぴったりはまる言葉を探す時間。
これもけっこうできてます。もはや書くことがライフワークくらいになっている気がします。
思考を整理するために文章を書くということへのハードルは、この9ヶ月間で非常に低くなりました。どんな成果よりもどんな数字よりも、この感触が自分にとっての財産になると感じています。
3.noteのUXを体験したい
noteのカイゼン事例などを読んで、サービスに対する愛と並々ならぬユーザー愛を感じていました。きっと使いたくなるサービス、使い続けたくなるサービスなんだろうなと思い、使ってみたくなりました。
これはもうどっぷりと。ほとんどの機能は使っている気がします。まだ有料記事と有料マガジンについては、使い倒していないので、その辺はやってみたいです。
またもう少し深く、noteの生み出され方や運用体制などで、見習える点があれば、cotreeの仕事でもどんどん取り入れていきたいと思っています。
初心を振り返ってみて
ここまで振り返ってみて、「より深めたい」という気持ちが強く自分の中にあることがわかりました。
200本書いたことは始まりであり準備体操であり筋トレだったんだなと。200本書いたから立てるスタートラインがあるということに気づきました。
ということで、これからの方針を以下にしていきたいです。
1. 自分の感性を磨きたい
2. 書きたくなる体験を増やしたい
3. noteを自由に楽しみたい
4. 「これから」のことを考えたい
これからの大方針
1. 自分の感性を磨きたい
ずっとずっと、人生を急いでいました。
その背景には、「若いときでしか感じられない思いがある」と思い込んでいたからです。でもそれは、間違っているかもしれないと思いました。前提として感性の成長を加味していないからです。
なんとなく若いうちが感性が高く、歳を取るごとに感性がなくなっていくのではないかと考えていました。しかし、「本当にそうだろうか、それはただ感性を磨けていないのではないか」ということを最近感じました。
人の心の機微を捉えたい
モノへの想像力を持ちたい
自分の気持ちを繊細に表現したい
そのためには、そもそも自分の感性というものは新鮮にできる認識、インプットとアウトプットの質と解像度の向上、たくさんの新しい体験など、やるべきことはたくさんあります。
自分の感性を高めるということにフォーカスをしながら、色々なことに取り組んでいきたい。
ざっとやりたいこと
・感じたことを言葉にする
・感性のレイヤーを意図的に増やす
・デザインされたものを解釈する
・食事の味を丁寧に味わう
・自分の中に針糸を深く下ろす
2. 書きたくなる体験を増やしたい
書くことは習慣にすることができました。
しかし書くということは表現においては手段であり、「書きたいこと」がなければどれだけ書いても空虚に響くばかりです。
noteの入力画面ばかりを見ていても、書けることはそれほど多くありません。筆を置いて外に出て、人に会って話して、心が震えるような体験をすることで、初めて何かを心から表現することができると思っています。
何かを受け取るための感性だけでなく、何かを表現するための感性も高めていきたい。自分がアウトプットしている表現が、自分の何によって生み出されているかを言語化したい。
体験や経験は目新しいものでなくても、自分の見方と感性さえあれば、いくらでも新しい体験になると感じます。それは人生で出会うものへの理解であり人生の楽しみ方と言ってもよいのではないかと直観しています。
ざっとやりたいこと
・深く人と話す
・美しい景色を見に行く
・モノづくり、曲つくりをしてみる
・アウトプットの言語化をする
・次のインプットの仕方を変える
3. noteを自由に楽しみたい
「やりたい」ことがたくさんあります。
それは「やらなきゃいけない」ことではなく、「やりたい」ことです。書いても書かなくてもいい、続けても続けなくてもいい。楽しむと決めたのは自分なので、あくまでも主体的に楽しんでいきたいのです。
noteを楽しむということは、人生を楽しむということに、とても近いと思います。
何の制限もなく自分に許可を与えてあげて、どれだけ自分なりに楽しめているかを考えてあげればいいのです。
ただひたすらに自由であることが、noteを楽しむ秘訣なのではと思っています。
ざっとやりたいこと
・丁寧に自分に向き合いたい
・もうちょいイベントを定期的にしたい
・コミュニティとしてのnoteを楽しみたい
・有料マガジンを始めてみたい
・まだ書いていないテーマに挑戦したい
4. 「これから」のことを考えたい
もう少し未来の話をしていきたいです。
いままでは過去の振り返りやリアルタイムに感じたことをnoteにしていたのですが、まだ実現されていない未来の話もしたい。
合っているかどうかは未来になってみないとわからないのですが、だからといって描かないというのも違和感を感じます。
社会が変化してゆく先にどんなものがありそうかの予測をしておけると、色々なものへの準備や心構えができると思います。
個人的に大切にしていることとcotreeで大切にしていることは重なる部分があるので、cotreeでやりたい話も入ってくると思います。
ざっとやりたいこと
・ポスト資本主義の未来
・テクノロジーの発展した未来
・人の心のゆく先
・10年後、20年後の自分のあり方
・歴史からみる未来
次の一年に向けて
大方針を立てる中で思うことは、いまの自分の動き方を「しっくりきているか」を確認するタイミングは必要だということです。
なんとなく引っかかるなぁ
なんとなくもやもやするなぁ
自分だけが何か気づいている気がする
その小さな違和感を見つけてあげて、その奥にある自分の意思や感覚を汲み取ってあげることが、日々の一つ一つの行動をクリアにしてくれるのだと思います。
「人は変わらない」と言われますが、実は意外に変わっていたりするものです。だから定期的に自分の状態や行き先をメンテナンスしてあげられるといいのかなと。
noteを始めて9ヶ月間、以下の超簡単なフォーマットで振り返りをしていますが、この指針を立てると立てないとでは、実行確度が全然違っていたと思います。(ほんと振り返りを継続しててよかった。。)
・やってみたかったことの振り返り
・できたこと
・できなかったこと
・やってよかったこと
・やってみたいこと
できなくていいからやりたいことを計画することは、ものすごく大切だなと改めて実感します。
今回まとめたことも3ヶ月後には全然違うことを言っているかもしれないのですが、それはそれでいいのだと思います。前と違っているということを自覚できることの方が大切です。
定量的な指針も続ける中で改めて決めたらいいなと思っているので、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。
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TOP写真は、奄美大島の海。いつでも帰れる隠れ家的な場所。そろそろ帰りたくなってくる。
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