スキをもらわない勇気
勇気という言葉がすきです。
口にするだけで、すこし力が湧いてきます。心細いときに心の中でつぶやくようにしています。
noteを書く時間がすき
自分の思っていることを書く
自分の内面を深く覗き、言葉を探す
何かがつながる。表現する
文章を書く時間、noteを書く時間がすきです。ただ、公開するまでは少しの不安があります。
この言葉遣いでいいかな
誤字はないかな、誤解を生まないかな
伝えたいことがきちんと届くかな
公開するときに大事に思っていることは「結果を手放す」こと。自分はできるだけ努力するけど、どんなに努力しても未来の結果を保証できないことを理解すること。
スキがもらえるとうれしい
誰かからスキをもらえるとうれしいです。スキをくれる人をすきになりそうなくらいです。
告白をされたみたいな、どきどき
認めてもらえたような、自己肯定感
何かが伝わったような、わくわく
さまざまな感情が自分の中を駆け巡る。それはとてもうれしいことだけど、気をつけなければいけないことがあります。
スキをもらうことは目的ではない
自分の場合、スキをもらいたいと思うと、文章が書けなくなります。みんなに刺さるように書かれた文章は、だれにも刺さらない文章です。
だから、届けたい誰か一人を、いま目の前にいるかのように思い浮かべて、その人の心に突き刺さるような文章を書くことを大切にしています。
極端な話、スキはもらえなくてもいいのかもしれません。伝えたかった思いが届けたい誰か一人に届くなら、なんの反応がなくても最高に嬉しいです。
本質は、書くこと。表現すること。
未来の結果を保証することはだれにもできません。どれだけ確度が高くても結果を保証することはできないのです。
だからプロセスそのものに価値を置きたいです。書くこと、表現すること、それ自体に本質的な価値があると信じたいのです。
書くことを通して、たくさんのことをもらっています。気持ちのメタ認知、思考の整理、アイデアの接続。書くことを習慣化できて本当に良かったです。
だから、スキがもらえなくても、たくさんの人に読んでもらえなくても、書けて表現できていればいいなぁと思います。
必要なのは勇気
自己を表現すること、自己を開示すること。それには勇気が必要だと思います。
これを言ったら、なんて思われるか
キャラじゃないことを、言いたくない
やったことないから、怖い
どんなことを思われるか考えると不安で怖くて、その気持ちはよくわかります。自分も以前、周りからの気持ちや期待に敏感だったから。
ただ、相手の感情が自分の行動で決まると考えること自体、おこがましいのかもしれません。
ありがとう、といって感謝される時もあれば、嫌味だと思われる時もある
よく笑うことは、賑やかでいいと思われることも、うるさいと思われる時もある
同じことをしても相手の解釈次第で人の気持ちや行動は変わってしまいます。自分がどんなことをしても相手の気持ちをコントロールすることはできないのです。
だからせめて、自分の気持ちと行動には正直になりたいのです。少しの勇気を添えて。
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書きたいから書く。
表現したいから表現する。
ただそれだけでいいんだと思う。
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cotree advent note 15日目
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TOP画像は、ムーミン谷のスナフキン。ときには愛着や執着を持たない彼のような孤独を愛する姿勢も必要だと思い。
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