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良いnote

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個人的に、とても個人的に、いいな、と思ったnoteを集めるマガジン。
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2019年10月の記事一覧

北インドの秘境へマニ車を回しに行く

幸せになりたい。頑張りたくはない。楽してどんどん幸せになりたい。 幸せになるのに必要なもの。それが徳だ。徳を積めば幸せになれる。詳しい仕組みは知らないが、きっとそういう風に世の中はできている。 では最速で徳を積む方法とは?道端で困っている人を助ける。世のためになる事業を興す。仏教に入門してお経を唱える。どれも違う。マニ車を回すだけでいい。 「マニ車」とはチベット仏教で用いられる仏具の名称だ。円筒上の本体が車輪のようにくるくる回るので、マニ車。その側面にはマントラ(真言)

「あの、私、…!」

僕はプライベートでほとんど写真を撮らないんですよ。「写真に撮らないと記憶できないくらいの感動などいらない」という大学時代のひねくれていたころの習慣が続いているだけなので、最近は誰かに見せるための写真というのは撮るようになりました。僕、学生の頃すごく人間嫌いだったんで皆と違うことしたがってたんでしょうね。それがなんでサービスマンやってたんだ、ってなるかもしれませんがそれはまた別の機会に。 サービスマンとして、色々なお客様と出会いました。 トマトが苦手な彼女さんと、予約のとき

「お腹が空いていないお客様」

これを書こうと思ったきっかけは以下のツイート。 「お腹が空いていないお客様」が登場するこのツイートをまだご覧になっていない方は、まずこちらからご覧ください。 https://twitter.com/BacchusVinVino/status/1184358018655240192?s=19 改めて概要を説明すると、リストランテのディナーに訪れた親子が、前菜もメインも頼まずパスタだけ注文し、それに対してリストランテなのでパスタだけの注文は受け付けておらず席料を頂戴しようとし

今の生活をまるごと記録する。絶対に躊躇するな

最近はこのタイトルの言葉を意識して写真を撮っています。 写真には「二度と戻らない過去」が詰まっている。 たとえ撮ったときは何でもなくても、時間が経って愛おしく感じることがきっとある。 だから、今の生活をまるごと撮る。絶対に躊躇してはいけない。 写真のない日の記憶はあっという間に薄れてしまうから、少しでも心が動いたらまずは撮る。写真さえあればいつでもあの日を思い出せる。 カメラはデジタルでもフィルムでもどっちでもいい。とにかく残ることが大事だ。もちろんお気に入りのカメ

【まとめ】2年間で自律型のデザイン組織の立ち上げるまで

弁護士ドットコムのデザインマネージャーを初めて2年が経ちました。 私のnoteはその過程で得てきた知見をまとめてきたものが多数だったので、私がこの2年間で実行した事業会社における「デザイン組織の作り方」を総復習したいと思います。 はじまり「あ!やっとマネージャーが来た!w色々教えて下さい!」そう元気よく入社1ヶ月目の新人デザイナーに元気よく声をかけられた入社初日。 私の配属された弁護士ドットコムは、黎明期を支えたベテランのマネージャーが次に注力する新規事業に異動したタイミ