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旅する雑記帳

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2019年11月の記事一覧

人の輝きを祝い、自分の輝きを信じる。

人の輝きを祝い、自分の輝きを信じる。

目がきらきらと輝いている人がいる。人の目を見るのがすきで、思わずじっと見てしまう。その目のことを考えていたら、思い出すことがあった。



高校生のとき、ソフトテニスをしていた。大会はリーグ戦で行われ、勝ったものが残り、負けた者は次の試合の審判をする仕組みだった。

自分が審判をする試合で、同じ高校の仲間が生き生きとプレーをしていた。

彼のことを、うらやましいと思った。
うらやましがる自分が、

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手の中にある透明なバトン

手の中にある透明なバトン

親しい人が、ぽつりと言った。

「自分がいない場所に、違う時間が流れていることが、さびしい。」

自分はあまり考えたことがなかったし、さびしいと思ったことがなかった。

いつも一緒にいる人が過ごす「自分がいなかった時間」を想像すると、どんな気持ちになるだろうか。

あるいは自分がいなくなってしまった後の時間を想像すると、どんな気持ちになるだろうか。

人と過ごす時間の希少さ自分が知らない間に、他人

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