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海苔みつば粥のレシピ ( 2020/10/13の朝粥 )

ミツバは日本原産のお野菜です。
和食に登場するお野菜と思い浮かべると、しいたけ、大根、なす、しょうが……いろいろ浮かんでくるけれど、実はどれも外国からやってきたお野菜。
日本原産のお野菜は、みょうが、わさび、そしてミツバなど、たった20種類ほどだそうです。

そんな和食に欠かせないミツバを、ただの飾りと侮るなかれ。
血流促進効果、肩こりや肌荒れの改善、ストレスの緩和など、魅力的な効果がたくさんあります。
そして、一緒に合わせた海苔には鉄分が豊富
ミツバと海苔を一緒にいただくことで、相乗効果が期待できます。

海苔のおかゆといえば、海苔の佃煮をのせるイメージが強いですが、刻み海苔を混ぜ込むことで塩分を控えめに海苔の風味を満喫できます!
血圧が気になる方にもおすすめのおかゆです。

和の香りをたのしむ「海苔みつば粥」

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生米からつくるので、完成まで50分〜1時間ほどかかりますが、じっくり火を入れるためふっくらおいしいおかゆになります。

記事の後半では写真とともに詳しい作り方をご説明いたします。


【 材料 】(2人前)

 ▶︎ 生米     ・・・半合
 ▶︎ 水      ・・・700ml
 ▶︎ 和風だし   ・・・小さじ1
 ▶︎ みつば    ・・・1/2〜1束
 ▶︎ 刻み海苔   ・・・ふたつまみ
 ▶︎ 塩      ・・・小さじ1/4


【 レシピ 】

①厚手の鍋によく研いだ米、和風だし、水700mlを入れる。

②鍋を中火にかける。このときフタはしない。
 みつばの葉を手でちぎり、茎を3cm幅にハサミで切っておく。

③鍋に白い泡がふつふつと立ったら、
 鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。

④刻み海苔をいれて、塩で味をととのえる。
 鍋全体をゆっくりとまぜたら、火を止める。
 フタをして10分蒸らす。
 みつばとともに器に盛りつけたら、完成!


【 つくりかた (写真つき)】

ざっくりとした全体の流れは、鍋の温度が上がるまで中火、あとは弱火、最後に蒸らして完成です。
さっそく作っていきましょう!

①準備

レシピ01

生米1/2合をきっちり計量し、水がにごらなくなるまでていねいに研ぎます。
生米の半合は少なく感じますが、おかゆにするとびっくりするほどふくらみます。

今回は和の雰囲気にするために、粉末の和風だし(小さじ1)をプラスしました。
お好みでだし汁や、他の粉末だしなどに置き換えてください。

焦げつきにくくなるので、厚手のお鍋がおすすめです。雪平鍋など薄手のお鍋を使用する場合は、全体的に火加減を弱めにするとおいしく仕上がります。

②中火

レシピ02

お鍋の用意ができたら、鍋を中火にかけます。

その間に、みつばの用意をします。
葉っぱの部分を手でちぎって、茎の部分を3cmほどの長さに切ります。

葉っぱがついたままちょきちょき切ってしまっても良いのですが、別々に処理することで葉っぱが切れてしまうのを防ぐことができます。
また、葉と茎を分けておくことで、盛りつけがしやすくなります。

③弱火

レシピ03

ふつふつとお鍋の中が湧いてきたら、そろ〜っと全体を混ぜて、弱火にします。
このまま30分、弱火にかけます。

鍋の底に火の先端があたらない程度の火加減が「弱火」です。
とろ火に近い弱火で、じっくり加熱するのがポイントです。

写真のようにお箸をはさんでおけば吹きこぼれることはないので、目を離して大丈夫です◎

④仕上

レシピ04


30分弱火にかけたら、フタを取り、刻み海苔をパラパラパラ〜とお鍋に入れます。
ドバッと入れてしまうと固まってしまうので、少量ずつ混ぜ込むとうまくいきます。

お塩を入れて味を整えたら、全体の水分が均一になるようにゆっくり混ぜます。

お鍋のフタをぴちっと閉めて10分間蒸らします。

みつばとともに盛り付けたら完成です!

海苔とみつばの香りがふわっと広がります〜…!

若干しけ気味の海苔でも水分を含むと香りが復活します。
せっかくおいしい海苔なのに、ちょっとしけちゃった…という時にもおすすめです!

ぜひ、作ってみてくださいね。


明日もおいしいおかゆをつくります!
ごちそうさまでした。

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