松原佳代
ビジョン、ミッション、バリューはもうひとつの言葉でいいのではないか?と考えたので、1個に決めました。「循環を、つくろう。」
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ビジョン、ミッション、バリューはもうひとつの言葉でいいのではないか?と考えたので、1個に決めました。「循環を、つくろう。」

松原佳代

パブリック・リレーションズの仕事をしていると、当然のことながら「ビジョン」「ミッション」「バリュー」について考える機会は増える。

インターネットにも書籍にもたくさん転がっているが、私の言葉でいちおう書いておくと、

ビジョンは、未来にありたい姿を示すもの。
ミッションは、果たすべき使命。その結果ビジョンが成し遂げられる。
バリューは、行動指針とも訳されるが、社内外のみんなとの約束ごとであり、その会社が大事にしている方法論。

そして、決まって話になるのが、その違いである。毎回聞かれる。

ビジョンでもありミッションでもあり、バリューにもなる。そんなひとつの言葉が見つかったら最強だよなと思う。違いとか考えずに、うちはすべてこれ!という言葉。

そんなことを考えながら、自分の事業をやってきて、このたびビジョンを再定義して、そこに全部内包することにした。

循環を、つくろう。

2020年、サスティナブルな事業をしようと起こしたおかえり(株)では「還す、を未来のあたりまえに。」をビジョンに置いた。

今回は、より主体的に、自分たちがつくる。そして、みんながつくる、未来をつくる。という意志を前に出すことにした。

循環を、つくろう。

暮らしに循環を。
事業に循環を。
コミュニケーションに循環を。
仕事にも循環を。

実際に、竹でつくったトイレットペーパーの定期便として開始した「BambooRoll」という事業は「いま日本の竹でBambooRollをつくろう」というプロジェクトを始めており、それは廃棄される日本の竹を、廃棄される前に、もう一度再利用しようという事業へと形を変えつつある。

カーボンフットプリントを算出する際に「ライフサイクルアセスメント」という考え方がある。調達から廃棄まで、自分が関わる部分以外もすべて見通して算出する方法だ。その最初から最後まで徹頭徹尾、責任を持つこと。自分で終わらせず、そのバトンを次にまわすこと、見届けること。享受して終わりではなく、誰かに渡すこと。

ひとりひとりが仕事で、暮らしで、家庭で、そんな意識を持つことは、なんかハッピーに、社会がよりよくなると思うのだ。「循環をつくる」これは、仕事をする上での私たちの行動指針だ(パートナーの皆様、できてなかったら指摘してくださいね)。

ものごとは、すべてが連なっている。10年前に担当していた事業で出会ったユーザーの方が、その仕事やライフスタイルを変えて、別の場所で、いまトイレットペーパーを買ってくれるお客さまとして現れることもあり、あれ!また会いましたね、なんてことだってよくある。

会社として自ら循環をつくるために、そのためのプロダクトやサービスをつくる。それで、みんなが循環をつくろうと思う社会をつくれたらいい。
一方で、わたしたちの日々の行動の指針も、循環をつくることだ。そんなビジョンが「循環を、つくる。」。

まずは、日本の竹での循環をつくりたいと思う。まだまだ前途多難なこのプロジェクトの進捗はビジネスパートナーの江利子さんのnoteに。
https://note.com/erikomasumura/n/n6bd8c9f03712


そして書きながら、前にやっていた会社で「暮らしをつくろう」と定義したことを思い出した(笑)。そりゃそうだ。しっくりきたわけだ。そこからの思考過程の末に、循環だと行き着いているわけだし、ひとがやりたいことも思考もそんなにブレるものではないんだなぁと。しかるべきところに落ち着いた気はする。

そしてこっそりと、コーポレートサイトのビジョンも変えてみたのでよかったら覗いてみてください。
https://okaeri.company/


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松原佳代
鎌倉からポートランドに家族で移住。環境とサステナブルな暮らしとPR、移住。おかえり株式会社代表取締役&みずたまラボラトリー代表取締役。元カヤックLiving代表取締役。2018年「SMOUT」立ち上げ。2021年竹でつくったトイレットペーパーの定期便「BambooRoll」開始。