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2021/07/14 穂村弘『あの人に会いに』

梅雨が明け、毎日30度台の気温予想にげんなりする。

最低限の家事だけはこなし、読書。
図書館で一章読んだ本、穂村弘の対談本、『あの人に会いに』がおもしろくて、それに対談相手が私のツボな人ばかりで、結局借りて帰った。

谷川俊太郎。
詩人と歌人の言葉の応酬がすごい。
谷川さんの詩集もエッセイも何冊かあるが、しばらく読んでいなかった。
そうだ、こんな時は詩だ。

高野文子。
高野さんの対談記事をこんなに長く読める幸せ。
ひさしぶりに見る近影は、昔のイメージどおり、「るきさん」が品よく歳を重ねたよう。
そうか、寡作で次の作品が待ち遠しすぎると思っていたが、そのあいだに何度も作品を反芻することができるということでもあるのだなと、穂村さんの話に納得。
これもまた手持ちの本を引っ張り出して読む。
最新作(と言っても7年前)の『ドミトリーともきんす』と、ユリイカ増刊の高野文子特集。
そうだ、私には高野さんの本がある。

甲本ヒロト。
掲載の写真、どこかホールのようなところの通路の窓際で、二人くっついて高校生のように地べたに座り、談笑している顔がすごくいい、いい写真だ。
ブルーハーツはリアルタイムでアルバム何枚かをヘビロテしていて、近年になってCDを中古でたくさん買った。
時々無性に聴きたくなる。
そうだ、私にはブルーハーツもハイロウズもクロマニヨンズもある。

吉田戦車。
『伝染るんです』は全巻あったのについ出来心で処分してしまったのを何度も悔やんでいる。読みたいなー。
そうだ、文庫で何冊かあるエッセイ本がある。
ひさしぶりに読んでみよう。

佐藤雅彦。
たまに買う『暮しの手帖』で連載を読んでいたが、本で読んだことはそういえばない。
二人のやり取りを読んでいたら、読んでみたくなった、さっそく図書館で予約。

というわけでつづく(たぶん)