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【愛着障害】安心感が欲しいよね、生きることは苦?それとも楽?

「生きることは苦」について考えてみたいと思います。

「生きることは苦」は愛着障害の人の人生観でしょう。

愛着障害の人は、生きているだけで辛いのです。

私たちは、生後半年から一歳半の間に母との間に情緒的な絆を結ぶことができたら、生涯にわたって安心して生きて行くことができます。


ところが不運にも愛着形成が出来なかったら、生きることへの違和感を持つようになります。

生きることの意味を求めて出家、遁世、放浪することがあります。


「生きることは苦である」とシャカは言ったそうですが、生後まもなく母と死別したシャカは愛着障害だったと思われます。

愛着障害になると、身体とこころが大地にグラウンディングできなく不安定になり、精神疾患の温床になります。


愛着障害の人がどんな世界に住んでいるか、愛着が安定している人には分からないだろうと思います。

愛着障害の人は、生きていることが苦行に感じられ、まるで苦しみに嗜癖しているかのように自己破壊的になります。

自分に厳しい、自分を虐める、自分に楽を与えない、自分に苦を与える人になります。

子どもにもめちゃくちゃ厳しく、虐待をしている自覚もなく虐待していることがあります。

過酷な状況への耐性が出来てしまっているから、苦しいのが当たり前、苦しいのが人生のスタンダードになっています。 

人生の始めに愛を体験していないと、厳しい人になります。

自分に苦を与えて、他人にも苦を与えているのですが、まったく無自覚にやっています。

最近たて続けて愛着障害の人の話を聞く機会がったのですが、私自身のかつての経験もふまえて、考えたことを書いています。

愛着障害の人は自らこの世に地獄を創り出しているのではないかしら?



人生のはじめに愛を体験していない人は、厳しい人になります。

愛って、慈悲です。

慈悲って、許しです。


慈悲を体験していないから、自分も他人も許せなくなります。

誰も寄り付かない寂しい人生になりますね。

愛を知っている人は、慈悲ぶかく寛容です。

人を見捨てたり切り捨てたりしません。

人から愛されて楽しい人生になるでしょうね。


人生は苦?それとも楽?

どちらの人生がいいですか?

あなた次第です。


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