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【愛着障害・うつ・AC】長い夜が明ける②さらばダメンズ

↑先日の満月とともに、何十年にわたる愛憎のトラウマを手放すことができました。

今日はその続きで、やっとダメンズたちへの怨念を手放せて毒素が抜けた話をします。 

もう昔のことですが、私はダメンズの元パートナーたちとの関に共依存関係を作り出していました。長い間そっちの方角は鬼門だったのですが、もう一度見直してみると、意外な発見がありました。

そのきっかけになったのがある動画でした。

「疎遠になったあの人の現状&貴女への感情」と題したタロットリーディングを偶然見ました。

これがその動画です。

私はどこか弱い男を背負っては潰れる、ということを繰り返していました。

三枚のカードの左を社会人になってからの彼氏、真ん中を元夫、右を学生時代の彼氏にしました。

そのリーディングはあまりにも高い精度で私とパートナーたちとの関係性を言い当てていて驚きました。しかも三枚とも当たっていました。

なかでもパートナーたちから見た私の印象や人間像は非常にポジティブかつ力強いもので、ひじょうに驚きました。彼らが私のことをそんなに頼りにして好意的に見ていたとは知りませんでした。

というのは、当時の私は自分を頼りなく心細く思っていたし、彼らはモラハラ男たちでしたから責められたことはあるけど褒められた覚えはほとんど無かったからです。

私が自分に抱くセルフイメージと、彼らが私を見る目は百八十度ちがいました。これは意外でした。

それによって分かったことは、彼らは私の良さと価値を十分認めた上で、私を利用したのだということです。

彼らはみんな狡くて利己的な人たちです。俺を幸せにしてくれと言うばかりで女を幸せにしないような人たちでした。

こういうダメンズに関わってしまうのはアダルトチルドレンの女性にはあることです。

クレクレ星人かエネルギーバンパイアみたいな人たちを相手にしていた、というわけです。

私に世話されたあの人たちは幸せになって行くけど、養分を吸い取られた私はどんどん疲弊していく、そんな関係でした。

私は彼らに幸せをあげたけど、彼らは私に幸せをくれませんでした。それどころか重荷を背負わされていたようなものです。

いま冷静に振り返るとそういうことだったのかと納得しますが、共依存関係だった当時は自分がそんな事をしているとは全く分かっていませんでした。

それに気づくとダメンたちへの怒りが改めてふつふつと湧いてきます。

ところで、ダメンズのお世話をする女性で思い出しましたけど、斎藤学さんの本にこんなことが書いてありました。斎藤学さんは精神科医で機能不全家族について著書が多数あります。

アルコール依存症の夫を支える奥さんは、苦労でやつれているかと言うとそうでもなく、じっさいに会ってみると驚くほど元気で身だしなみや礼儀立ち振る舞いがきちんとしています。これで仕事して家事育児もして、アルコール依存症の夫の世話をしているのだから、そうとうな力があると言えます。普通の人はそんなことはできません。

そんなちょっと意外な話でした。そして、考えさせられました。

アダルトチルドレンの人はじつは努力家で優秀な人たちなのですが、本人はそこのところを自覚していないのですよね。

周りの人はあなたの頑張りを見ていて出来る人だと評価しています。それなのに本人がいちばん自分を認めていないのです。

自己評価が低すぎて、自分の本来の実力をわかっていないと言えます。

そのエネルギーを自分の幸せのために向ければ建設的なのに。

人のためには出来るけど、自分のためには何もできないのがアダルトチルドレンの人の辛いところなんですよね。


偶然見つけたタロットリーディングですが、今の私にはとても意味のある示唆をくれました。

いろんなことを考えましたし、自分の力を見直すことができて、セルフイメージがぐんと上がりました。

「無力で無価値な私」という被害者ポジションは今の私にはそぐわなくなっているのを感じます。

つづきます↓


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