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年末から始めた「水彩画100日チャレンジ」。描かない日もありますが、ほぼ毎日何かしら描く習慣がつき、今日で35日でした。描いた絵の数はちょうど50枚。

50枚 どどーん

毎日作品を仕上げるというのではなく、練習が多数。一枚の完成作品になっていないけれど、葉っぱのモチーフをいろいろ試してみたり、水や筆の具合を試してみたり、いろいろな技法、色の違いを試してみたりすることが多い。

葉っぱの練習

題材は植物が多いけれど、練習が目的の100日チャレンジなので、風景があったり鳥や抽象的な形だったり色々試している。

風景とか鳥とか。
植物

私は小さい頃から絵を描くのが好きだった。小学生のときには大人の油絵クラスに入って絵を描いていた。

中学に入って「私は、学校で評価される程度の絵を描けるけれど、芸術の才能はない」と思ったことと、数学に目覚めたことで絵は趣味と割り切るようになった。

趣味って楽しい。成果を出さなくたっていいし、それでお金を稼げなくてもいい。クライアントに合わせて自分の画風を変える必要もない。下手だって好きで楽しんで好きなものだけ描いていればいい。

で、なんで透明水彩を今こんなに描いてるのか?・・・というと、こんなにも意のままにかけない画材はないから。

1回描いたところを、うまくいかなかったからといってやり直すことができないのが透明水彩。透明水彩の色もにじみ方も、水が決めるもので、自分でコントロールできない難しさがある。水をコントロールできるようなれば描きたいものが描けるようになる。その訓練中。

不透明水彩とか、油絵とか、アクリルとか、鉛筆、木炭などの画材は、ずっと簡単だった。描きたいものを描くことが透明水彩よりずっと簡単に思えた。少なくとも私の性格に合っていたのだと思う。

私はまだまだ水や絵の具の分量が調整できなくて、予想以上ににじんでしまったり、色がうまく出なかったり、トライ&エラーを繰り返している。

水彩ってほんっとに難しい!このやろー!!・・・とか日々思いながら、うまく描けないのが悔しいのと、毎日少しずつ感覚をつかんでいく達成感が嬉しくて、描き続けている。

始めた時には「100日続ければ、それなりに上達するはず!」と思っていたけど、35日経過した今、100日たっても苦戦しているのだろうな・・・と確信している。苦笑

逆に、100日くらいで制覇できない面白さを見つけたことは幸せだと思う。

私の他の趣味、ピアノとチェロも一生かけて少しずつ少しずつ上達し続ける終わりのない旅。誰に評価されなくても、ただ、自分が楽しい

それって大事だと思う。人の評価なんか関係ないところで楽しめるもの。

社会ではどうしても人のものさしで測られることが多いし、人の基準を知ることも大事。人のものさしも知らなければ、ビジネスはできないし。

でも、自分の人生だもの。
せめて趣味くらいは、純粋に自分のものさしだけを基準にして、楽しもうと思う。


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