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海外子育て、ひらながチャレンジ!①準備編

ひらがなの勉強を始めるのは小学校1年生じゃなくてもいいんです。
海外で子育てをしていて、
ひらがなを始めるタイミングを逃してそのままになっている人がいたら、
ぜひ、ひらがなチャレンジを始めませんか?

子どもが自ら、ひらがなを読めるようになりたい!という気持ちを持ち始めたらそのときがチャンス。
年齢に関係なく、学習を始めるといいですね。

もしも、子どもはあまり関心がないけれど、親として、ひらがなを習得してほしい、と思っているのなら、
まずは、ひらがなを習得してほしい理由と、習得のゴールを明確に決めましょう。

ひらがなを習得してほしい理由は、将来のため?日本に行った時のため?

習得のゴールは、ひらがなを読めるようになってほしい?読み書きもできるようになってほしい?単語が読めればok? 文も読めるようになってほしい?

ちなみに私の場合は、
ひらがなを習得してほしい理由は、ひらがなが読めたらかっこいいから!
日本語教師として、日本と何の縁もない子どもや大人が、
ひらがなを読めるようになっていくのを何度も見てきました。
それは意外性があって、とってもかっこいい!

習得のゴールは、ひらがなの文字は、判別できて、文字として書けるようになること。
文字が判別できるようになったら、文が読めるようになること。
と定めています。

さて、私は日本語教師ですが、子どもが1年生になるタイミングで、ひらがなを教えませんでした。
理由は、
①1年生になるとき、学習する準備ができていなかったから
わが子は3人とも男の子で、体を動かすのが大好き。6歳の頃は、おとなしく座ってえんぴつをもって勉強するなんて、全然できませんでした。
②ひらがなを嫌いになってほしくなかったから
座っていられない子どもに無理やりひらがなを教えても、嫌いになるのは明らかです。
③自分に余裕がなかったから
3人兄弟は、長男と、2歳差の双子。
長男が1年生、双子が幼稚園に入ったころから、自営の教室で日本語を教えていたので、家事と仕事と子育てで毎日精いっぱい。嫌がる子どもに丁寧にひらがなを教えてあげる心の余裕がありませんでした。

ただ、常に心の中で、
他人や他人の子どもには仕事として教えているのに、
自分の子どもには教えないなんて…
とか、
親は日本語教師なのに子どもはひらがなも読めないなんて…
とか、くすぶっている気持ちはありました。

そこで言い訳をしておくと、
全く何もしなかったわけではないのです。
ひらがなの表はおふろやトイレに貼ってあったし、
ひらながの歌は4歳ごろにはみんな歌えるようになったし、
日本に帰ったときに、ひらがなタブレットのような、ひらがなの学習おもちゃを買って一緒に遊んだりしていました。

そうこうしているうちに、長男が10歳、双子が8歳になった数年前、
コロナ明けに久々に夏休みに日本に遊びに行くことになったので、
ちょっとひらがなが分かったらおもしろいかな?と思い立ち、
ひらがなを子どもに教え始めました。

嫌がらずに少しずつ、ひらがなを覚え始めてくれるようになった取り組み方を、また次回紹介します。

ちなみに、わが子にも、日本語のレッスンでも使っているひらがなのうたはこちら。大人も子どもも、すぐ覚えちゃいます。




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