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東南アジアの風景 (133) タイ|バンコク|ポルトガル移民末裔の住む町の博物館

ポルトガルから宣教師、というと日本でもフランシスコ・ザビエルが有名ですが、彼らが布教に来たのは日本だけではありません。仏教国タイにも来ていました。バンコクの地に移民として定住し、その末裔は今もトンブリー地区に独自のコミュニティーを持っています。

最近ではこのエリアの散策が人気を呼び、タイ人、欧米人、日本人も多く訪れるようになりました。当時のポルトガル移民の方々の暮らしと歴史の博物館が公開されています。

ポルトガルコミュニティーのメンバーの家であることを示す紋章と旗。古いタイハウスに仏像ではなくマリア像が飾られています。なんだか不思議。

細い路地を抜けると辿り着く小さな博物館バーン・クディジーン。入場料は無料です。

ポルトガル人達が定住後、タイ人として生きてきた歴史を伝える展示物がたくさん。

マリア様があちこちに。タイにいるのを忘れそうです。

食文化もポルトガルとタイの融合。博物館の斜め向かいにポルトガル風タイ料理のメニューを提供するレストランがあります。いつか行ってみたい。

見学が終わったら1階のカフェで休憩。

近くにはカソリックのサンタ・クルス教会。ちょっと変わったバンコクを感じられるエリアです。

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