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アジア食日記(24)タイ|南国フルーツ三昧の日々
タイに住むヨロコビとは何か。それは様々な南の国の果物が安価で毎日食べられること。
自宅から会社に行く約10分程度の道沿いには何件ものフルーツ屋台がある。
一人分、ビニール袋に入って20バーツ(70円)。
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皮を剝いて切ってあり、買ったらすぐに食べられるようになっている。
我が社のタイ人社員達もランチから戻ってくるとみんなフルーツを手にしている。机の上にはお菓子、甘いアイスコーヒー、フルーツはいつも三点セットでおいてあります。
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3月下旬になるとマンゴーのシーズン。マンゴーは皮むきと大きなタネ取りが結構難しい。屋台のおばさんは鮮やかな手さばきでささっと実だけにしてくれます。
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感動的だったのは初めて生のライチーを食べた時。日本では冷凍か缶詰しかないので、生がこんなにおいしいとは知りませんでした。
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果肉が厚くて甘酸っぱい。いくつでも食べられる。
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マンゴスチン。これも美味。シーズンになるとトラックで売りに来る。キロ単位の販売なのでついつい大量購入。この皮は手で簡単に剥けますが、爪の中が真っ黒になる。果肉は白いけれど、紫の皮の汁が服につくと落ちません。
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東南アジアのホテルに泊まると、ウェルカムフルーツで置いてあるランブータン。見た目が強烈なので旅行客には喜ばれます。種の周りの渋皮をとるのが結構たいへんで私はあまり食べませんが、味はライチに似てさわやか。
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もちろんドリアンも。シーズン中はドリアン専用の屋台があちこちに出ます。中国人観光客の大好物。ドリアンには多くの種類があり、街中で売られているのはそれほど臭くなく、濃厚で忘れられない食感でハマる人多し。
ただし、ホテルの部屋、電車の中、ショッピングセンターの中は持ち込み禁止です。
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皮が固くて見た目も爆弾みたいなサラ。果肉は白くてあまり味がなく、タイではシロップ漬けにして売られています。
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みかんもあります。これがフルーツ屋台に出てくると、乾季の訪れを感じます。日本のみかんに似ていて望郷の思いと共に食べていました。
ただし。日本との大きな違いはタネの多さ。ひと房に3個はタネが入っている。食べているうちに口の中がタネだらけ。ゴミ箱を隣に用意しないと食べられません。
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数年前から人気がでてきたマヨンチット。初めて見た時は枇杷かと思いましたが、違います。マンゴーの仲間。甘酸っぱいあんずのような味。
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日本人に人気のフルーツカフェではこんなプレートも。
完全に食べすぎ。おかげで太りました。
これらの南国フルーツは生では日本に持ち込めません。植物検疫でひっかかりますのでご注意を。輸入許可のあるマンゴーもありますが、そのお値段にびっくりします。
やはり、タイに行って食べましょう。
(2011~2021年撮影)
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