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東南アジアの風景 (128) ベトナム|サパ|山奥で出会ったヨーロッパの街並み


2018年7月。タイはめったにない4連休。私は友人とベトナムのハノイに飛んだ。憧れの地、サパに行くためです。バンコクから行って帰ってくるためには最低4日必要な場所。このチャンスを逃してはいけません。

ラオカイ省サパはベトナム北部、ハノイから車で4時間半かかる山奥です。

地図を見れば中国雲南省との国境近く。とんでもない山奥。
何故、このようなところに行くかと言うと。。。

こんな美しき段々畑の風景を見るためです。
ハノイを早朝出発。延々と続く田園風景、ラオカイの町を過ぎてからは険しい山道。そろそろ長時間乗車も疲れてきたなと思った頃にサパの町に到着。

え? これがサパの町? ナニコレ、まるでヨーロッパではないか。こんな山奥に突然現れた華やかな街並みに思わず声を上げてしまった。

ベトナムがフランス統治下だった頃にハノイ在住のフランス人達の避暑地として栄えていたとのこと。湖沿いに並ぶ欧風の建物を見ているとフランスやスイスにいるような錯覚をしてしまいそう。

もう少し北に行けば中国雲南省。そんなベトナムの北の果てとはとても思えません。

車を降りて歩いてみると店の看板がベトナム語で我に返る。今ではベトナムの人達に人気の観光地です。トレッキング目的の外国人観光客も多い。

この巨大な建物の中にはロープウェイの駅があります。山の頂上には仏教寺院と大仏様がいるようで。起点と終点のミスマッチがすごい。

建物の大きさはちょっとやりすぎてしまった感あります。中はお土産屋やショップがポツポツあるだけでガラーンとしていました。11月以降のオンシーズンになればもっと賑わうのかもしれません。

キリスト教会の近くには山岳少数民族の方達の市場もあります。何とも不思議な町を後に、我々は車を乗り換えて山の中の宿へ。ほんの10分位でアジアの山岳地帯の景色となりました。(2018年撮影)










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