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バンコクからの旅日記 (1) アブダビ|絶叫の砂漠サファリ

バンコク在住中に出かけた周辺諸国。東南アジアから外の国編。
2016年8月。アラブ首長国連邦のアブダビに行きました。
その時参加した砂漠のサファリツアーのこと。
バンコクからアブダビまでは直行で約6時間です。

アブダビではエディ・ハド航空が主催する観光ツアーに参加しました。そのひとつがデザート・サファリ。砂漠ツアーです。
何もない砂漠へ行ってサンセットを見るだけだと思っていたら、結構なアドベンチャーツアーでした。

ホテルに迎えに来てくれたのはToyota ランドクルーザー。ピカピカ。さすがお金持ちの国。やっぱり日本車だよねー、とちょっと誇らしい気分。
「最初はラクダ牧場へ行くから。」とドライバーガイド。砂漠らしいなと感心するものの、実際どんなものかはさっぱりイメージできません。

近未来的なアブダビの町を抜けると一気に何もない。道路が一本あるだけ。
しばらくすると、沿道にラクダを見かけるようになりました。

どんどん増えてくる。人はいない。彼らはここで何をしている? 
ガイド曰く「散歩。」おそらく冗談であると思われる。

約1時間程で到着。確かに牧場のような佇まい。いるのが牛ではなく、ラクダというだけです。

奥に進むと、うわわ、いっぱいいる。彼らは主に農業用と観光用に飼育されている。下あごが長く垂れさがっているのがハンサムなのだそう。
なるほど、個人差がありますね。

下あごを撫でると喜ぶからやってみて、と言われ恐る恐る触ってみる。
顔がかなり大きくて迫力があり、噛みつかれるのではとついおよび腰になってしまいます。

お次は砂漠を抜けてビューポイントまで向かいます。最初のうちはだだっ広い平原のようで砂漠っぽくない感じ。
しばらくすると砂地になり起伏が激しくなってきました。

すると車は敢えてアップダウンの激しいルートを走りはじめる。
写真ではあまり伝わらないかもしれませんが、スピードと落下感は絶叫マシンレベル。乗客は全員ギャーギャー叫ぶことに。

うわー、ヤメテ! 嬉しそうにしているのはドライバーだけ。
「この仕事好きなの?」と聞くと「もちろん!」

ようやく到着するころに日没。

やれやれ、着いたかー、と車を降りると足がふらつく。絶叫マシン降車後にそっくりの症状となりました。車酔いする人はお気をつけて。

ここで夕陽と記念撮影。この日は薄曇りでそれほどの夕焼けではありませんでした。条件が揃えば、空が真っ赤になるそうです。
ツアーはこの後砂漠の中のレジャーセンターへ向かいました。つづく。
(2016年撮影)

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